カテゴリ:文化・芸術
紅爐一点雪(こうろいってんのゆき) 解説:煩悩妄念を断滅した坐禅三昧の正念のある処、ここにはどんな邪念も寄せつけない。迷妄、邪悪は、恰も紅蓮の炎をあげて赤々と燃え盛る炉の上に、一片の雪花が舞い落ち、一瞬のうちに溶けて跡形もなく消えてしまうかのようだ。 真っ赤に燃え盛る炉の上に一片の雪が舞い落ちる・・・そして、瞬時に消える様。 思い描いてみただけでも、素敵なさまですね 昨日のお茶稽古の掛け軸でした。 先生に意味を伺い、嗚呼いまの自分の心境に少し重なるなあと、検索しなおしてみる。 あるお方の説明が、端的に解り易く。 「人はともすれば、たくさんの雑念妄想のとりことなってしまいがちです。この次々と沸きおこってくる雑念を、燃えさかる炎の中に舞い落ちた雪のごとく、ジュッともいわずにすぐに溶かし、跡形もなくしてしまう・・・という悟りの境地を表したものなのです。」 うん、 うん。 よしっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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