リバーサイド
< 新しい記事
新着記事一覧(全239件)
過去の記事 >
兼業農家のUさんは、年に何回か軽トラでやってきて、 「たいしたもんじゃね~んだけど」 ともごもごいいながら、 我が家の庭先に、どっさりの野菜をおろしていってくれます。 Uさんの言葉とはあべこべに、いただいた野菜はどれも見事で、 選んでもってきてくださったのだということがすぐわかります。 昨日も畑から直行で、白菜と大根を―。 漬物自慢の夫は、ほとんどを漬物にしたいようです。 でも、まずは、お味見ということで、 大根の一本で、私が風呂吹きをつくってみました。 やはり畑から直行の冬大根はちがいます。 やわらかくとってもおいしく出来たので、 仏様にもお供えしました。 水に昆布と塩を入れただけで茹でたのですが、 その茹で汁がまた、とてもおいしいのです。 大根の甘味と昆布のだしとがほどよく調和して 絶妙の味を作り出してくれました。 もちろん大根くささなどはありません。 煮込みうどんの汁に加えたところ、 自然の甘さによって旨味が増しました。 今日のことですが、 夫は、大根の柿漬けをつくるといって、 野鳥のためにと高枝に残しておいた熟柿をはりきってもぎました。 ずいぶんもいだのですが、 前と変わりないように、 熟柿はまだ高枝にいっぱい残っています。 大根の甘さとこの熟柿の甘さとが またどんなにおいしい味をつくりだしてくれることか、 一週間後が楽しみです。 夫がつくる白菜漬けも楽しみです。 丁寧に二度漬けして、 真冬は樽を雪の中に置き、 春先、酸味を帯びるようになるまで、 何段階ものおいしさを味あうことができるからです。
PR
Calendar
Category
Comments
Favorite Blog
Recent Posts
Archives