テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:鬱~出口は近い!?~
ゆうべ、結局どんどん落ちて行ってしまった朔羅は、チビを寝かしつける間、 旦那に「状態報告メール」をした。 で、0時頃から、話し合いが始まったんだ・・・。 朔羅はいつもさ、その時に、すごくアタマを使って考えて発言するんじゃなくて 普段から頭や心の中にあることを、話の流れに応じて引き出して話すから 具体的には覚えてないんだけど・・・。 (しかも、もう寝ちゃおうと思って導眠剤飲んだ後だったし^^;) 旦那に対し、以前、父親に抱いていたような、必要以上に過敏な恐怖、威圧、 ストレスを感じてしまいそうだ。 それに伴い、昔、長男をそう思ってしまって泣く泣く手放すことになったように チビのことも、可愛いと思えなくなりそうで怖い。 旦那は心の病の経験はないし、多分、人並み以上に理論的なので、 「ココロ」という、朔羅にとって最も重要な、でも表現しにくいものの状態を 説明する必要がある。 最初は、どうしても噛み合わなかった。 旦那が話すのは「正論」で、朔羅が求めるのは必ずしもそうではなかった から。 「正論って、コワイ武器だよね」 朔羅は、ポツリと言った。 旦那はワケが分からないようだった。 正論って、文字通り、正しい意見であり、おそらく一般的な意見。 でも、それによって、救われない人もいる。 求めているのがそんなことじゃなくても、正論を言われたら、反論できない。 旦那は、すごく考えてた。 そして質問して来た。 「じゃあさ、例えば何が正論で、何が正論じゃないの?」 「う~ん・・・例えばぁ・・・ 『死にたい』って言う人に『そんなのダメだ。そんなこと考えちゃいけない』 っていうのは、正論でしょ? でも、そう言われても、つらくてしょうがないんだから、どうしようもないの。 だから、この場合、『正論』は無力どころか、逆に追い詰める可能性もある。 経験上・・・こういう場合、 『大好きだから、死なないで』『お願いだから、負けないで』っていう、 相手の気持ちを伝えてくれる言葉が、ココロに響いた。」 朔羅は続ける。 「だからさ、理屈には理屈を、理論には理論を、統計には統計を、 メンタルにはメンタルを、ってこと」 旦那が納得の反応を示す。 朔羅はほとんど常にメンタルな世界にいて、旦那やチビは「現実」って世界を 生きてる。 朔羅が「活動」するとなると、まず、その「現実」って世界まで、這い上がって 行かなきゃいけないから、それだけで大変なんだ。 なんてことを、思いつくままにポツリポツリと口にしてたけど、 旦那はそれを聞きつつ、自分自身、すっごく考えを巡らしていたみたい。 「そう言えば、俺、昔っから、そういうようなこと、ずっと言われ続けてた」 そんな話を始めた。 「先輩とか、友達とか、周りの人から・・・ まあ、みんなハッキリとは言わないから、よく理解できなかったんだけど、 そーゆうことだったんだな。 なんかそう考えると、俺ってサイボーグチックで、朔羅は人間らしいよな」 「う~~~ん・・・まあ、サイボーグはともかく、心あっての人間だからね」 タバコを何本も吸いながら、何かを一生懸命考え続ける旦那。 「・・・なんかさ、こんなこと言うのもなんだけど、 朔羅って、鬱なのに、スゴイね」 思わず笑ってしまった。 「アタシは、アタマがいいんだよww」 朔羅は朔羅で、ココロの内をまた旦那に話してスッキリしたし、 旦那は旦那で、長年言われ続けて来たことが、 ピンと来て、いろんなパーツが1本に繋がったと言ってた。 結局、寝たのは午前4時!! そして6時半前にチビに起こされる・・・(T-T) あ、そうそう。 旦那がさ、朔羅に退行催眠を受けさせてみたいって言うんだ。 結局、これが鬱の原因ってのはハッキリしないままだし、もっと遡った所に なにか、元があるかも知れないって思ってるって。 それは、朔羅も興味があることだった。 ちゃんとした原因を知りたい。 でなきゃ、キッパリと鬱と決別できない気がする。 ちょっと、調べてみようと思ってます。 以上、ウチの不定期開催『真夜中の長時間討論会』の報告でしたw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/01 12:49:16 PM
コメント(0) | コメントを書く
[鬱~出口は近い!?~] カテゴリの最新記事
|
|