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カテゴリ:公式戦
昨日(10/29)より、大阪府秋季大会が開幕した。
桜井谷は、長居公園野球場にて14:30より「桃の木台スターズ」との初戦を迎えた。 昨年、大阪府少年軟式野球協会に加盟し、今年度が2年目になる。 大阪府少年軟式野球協会の下部組織にあたる豊中支部を桜井谷少年野球部が主体となって設立し、その間、豊中市少年軟式野球連盟の除名(書面上は脱退)等もあり前途険しい道のりが続いた。 子ども達に「大きな海」を見せてあげたい。井の中の蛙ではなく、大きな海で荒波にもまれてたくましく育って欲しい。” 小学生の甲子園”夢舞台でもある「マクドナルドトーナメント全国大会を目指せる道を作ってあげたい、そんな一途な気持ちで代表以下、指導者、保護者、地域関係者、そして子供たちが一丸となって頑張ってきた。 試合を戦いながらこれまでお世話になってきた方々を思い出した。大阪府軟式野球協会関係の皆様、窮地に追い込まれた時に我々を受け入れて下さった吹田東部連盟の皆様、私達の志に最初に火を灯して下さった池田ウィングス村山監督、大きな海があることを教えてくださった西南少年野球団エンデバースさん、常勝会で最初にガツンと試練を与えてくださった浜ウィンドキッズさん、そして手ほどきしてくださった熊田監督。 本当はお世話になった皆様全てのことを書きたいが心の奥にしまっておき、また後々に1つずつ感謝の意を表しながらブログ綴っていきたい。 さて、試合の方は、緊迫した投手戦(守備戦)で幾度のピンチをファインプレーで乗り切り終盤まで0-0の均衡を保ったままである。 6回表の桃の木台の攻撃もも2死走者無し。必死のディフェンスが続いた。 これまで1試合3-4個エラーが続き、自滅してきた。 悔しい日々が続き、子供たちは勝ちたい一心で練習に練習を重ねた。 試合中、「これまでの悔しさ、つらさ、それぞれの想いをこの試合にぶつけるんだ。」と監督が言う。 選手たちはそれに応えた。 4番を迎え、エースは真っ向勝負を挑んだ。魂を込めた。 打球は快音を響かせ左中間方向へ弾丸ライナーで飛んだ。 左中間方向へスライスして切れていくボールに対してセンターは躊躇せず前進、ノーバウンドで抑えに行きダイビングした。 グラブのわずか50cm横を無情にも打球は走り去りそのままランニングホームランとなった。 下がっても追いつけない素晴らしい打球にセンターは食らつく気迫を見せた。 7回裏も2死。最終バッターもライトフライに終わりゲームセット。70分で試合が終わった。 またしても、大阪府大会初戦突破はならなかった。 夢への第一歩は遠い。 こうして伝統ある強いチームは同じ道を辿ってきたのか。 でも、少しわかってきたような気がする。 「野球の神様」がいることを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 30, 2006 10:42:23 PM
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