|
カテゴリ:投手
昨日、私の恩師でもある名古屋の川上先生のところに行ってきた。
川上先生は運動指導に素晴らしい理論を持っておられ、数々の選手の育てて来られた。 今もショートトラックの第一人者である寺尾悟選手の指導にあたられている。 私は川上先生の理論を今でも忠実に守っていることがある。 「体の軸をまっすぐにすること」 上半身と下半身をつないでいるのが腹筋・背筋部分であり、特に「下腹部」がある一定の正しい姿勢(状態)でプレーすると、持っている力を十分に発揮できるのである。 今でもピッチングやバッティング指導する際の基本にしている。 今回、具足が2点指導を受けた。 ・下腹部を意識してピッチングすること。 ・息を吸った後、吐いた状態で投げ込むこと。 呼吸については私も意識していなかったのでちょっと研究してみたい。 10数年程前川上先生より伺ったエピソードを紹介したい。 隆の里関(第五十九代横綱)が横綱になる前、前三つを取られると勝てなかったそうである。 理由があって「お尻が後ろに反り、下腹部に力が入らない状態」で相撲を取っていて、下半身の力を生かされなかったためである。 「下腹部」を意識して相撲をとるように指導すると、それ以降は勝ちが増え、横綱まで昇進したそうである。 私も子供たちに力を入れ方を教える際によく「私を子供に押させる」ことがある。 お尻が反り返った状態で押しても力が入らないが、下腹部前に出す感じで力を入れると大人の僕でも子供の力でぐっと押すことができる。 その力の使い方をピッチングやバッティングの際に意識するように指導している。 さて、今日は名古屋→豊中→実家(熊本)とハードな一日だった。^^; 弟が中学の指導をしており、明日会って野球の話をするのが楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 31, 2006 12:35:04 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|