■逆境を生き抜く力
最近読んだ本で感銘を受けた1冊です。【送料無料】逆境を生き抜く力 [ 我喜屋優 ]価格:1,470円(税込、送料別)【我喜屋 優「逆境を生き抜く力」】人生はいいことばかりではない。物事というのは、うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。壁にぶつかったときに、どうするか。逃げてしまう人。立ち向かっていく人。無為無策に過ごしてしまう人。そのとき、その人の本当の姿が見えるのだと思う。しかし、そこには逆説が生まれる。逆境から逃げ、ラクなほうに向かおうとすれば、人生はいつまでたっても、嫌なこと、つらいこと、苦しいことだらけなのだ。逆境から逃げれば逃げるほど、追いかけてくる。いつまでたってもついてくる。もし立ち向かっていけば、嫌なこと、つらいこと、苦しいことは少なくなっていく。そしていつのまにか、それを楽しめるようになってくる。苦労したことこそが、人生最良の思い出に変わる。逆境がいつのまにか変わるのだ。生まれてから死ぬまで、ずっと順風満帆な人生を歩める人など、ほんのひと握りだ。しかし、苦労のない人生など、私は送りたいとは思わない。苦しいときがあるからこそ、うまくいったときのよろこびが何倍にもなるからだ。嫌なことから逃げようとすれば、いつまでも嫌なままだ。嫌なことに立ち向かえば、いつか乗り越えられる。自分をかわいそうだと思えば、みじめな気持ちになる。自分が恵まれていると思えば、幸せな気持ちになれる。人より劣っていると思ってあきらめたら、差はどんどん広がっていく。優れた人に近づきたいと思えば、差は少しずつ縮まっていく。うまくいかないことがあって、どうしていいかわからない人は、まずは目の前の、ほんの小さなことをおろそかにしていないか、考えてほしい。早寝早起きをする。整理整頓を心がける。バランスのよい食事を、きちんととる。まずはこんなあたり前のことを再確認してほしい。そのうえで、わずかでもいいから前に進んでみよう。はるか遠くにある目標を目指すよりも、目の前の小さなことに真摯に取り組むことだ。人の嫌がることを進んでやってみることだ。たとえ1ミリずつでもいい。自分のできることから、一歩一歩進めていく。それこそが、逆境を変えるコツなのだ。