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カテゴリ:ヒカリ。
出会いは、いつも風の谷。 -------- ハリボテのような巨大な赤鬼が、海を見ながらたそがれている。 赤鬼が話し始めた。 『この海の向こうには何があると思う?』 (私は・・・このでかい海の中の魚たちを思うだけで、気が遠くなりそうだよ。) 『ずーっと海が続いていて、どこまで行っても海なんだよ。』 『でもね。その先には違う世界があるはず!なんだよ。』 『行って見る?』 (何も無いかもしれないのに行くの?) 「いますぐ?」 「ココを離れなきゃいけないの?」 (あぁ。安定から抜け出すのって勇気いるんだよね・・・・) 『いつでも戻りたい時に遊びに来れば良いんだよ。』 『ココは心の中にいつもあるんだから。』 !! (・・・ステキだね。よし行こう!) 赤鬼が海の上を歩き出した。 「・・・海の上を歩けるんだ!すごい!」 『君だって、空の上を歩いてるじゃないか。』 !! (あぁ。。。) -------- そして、今日。 再び風の谷。 赤鬼とつながった糸が、ピーンと張り詰めている。 風船のように浮遊する私。 【安定】と言う名の糸が、張り詰めている。 その気になれば、いつでも切れる。 その気になれば、いつでも飛び立てる。 私は、何にでもなれる。 私は、どこにでも行ける。 気ままな放浪生活する事も出来るし、事務所を持つ事も出来る。 山の中で暮す事も出来るし、都会に家を買う事だって出来る。 結婚する事も出来るし、子供を育てる事も出来る。 ・・・いろんな可能性のビジョンが見えた。 (その全てが私の夢・・・。) 赤鬼が言った。 『もっともっと幸せになっていいんだよ。』 ・・・夢が叶うのが怖い。 ・・・幸せになるのが怖い。 次に行くのが怖い・・・。 (あぁ。そうだったのか・・・。) 糸を切ろうとしている赤鬼と、切らせまいとしている私。 赤鬼は私、私は赤鬼。 ・・・赤鬼はヒカリ。 ◎◎◎ レイキ遠隔交換中の、ヒカリのメッセージより。 暖かい涙と共に、いつも【気付き】をありがとう。 キヅクカラデキルヘ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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