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カテゴリ:日常の風音。
古くなった角質を脱ぐ・・・・脱皮。 なんのことはない。 アカスリの事だ。 私は、無性に脱皮したくなる時がある。 年に数回、アカスリに燃える。 普段は、手でカラダを洗っているので、ここぞとばかりゴシゴシこする。 そんな不定期な衝動が、今夜、突然訪れた。。。 全身洗い終え、軽く風呂掃除までして・・・ さぁ、あがって情熱大陸でも見よう!っと思った瞬間。 ムズムズっと・・・・ カラダが、脱皮を訴え出した。 きた・・・。 こうなるともう止められない。 テレビどころではない。 アカスリタオルを引っ張り出し、アカスリ開始。 案の定・・・かる~くこすった瞬間。。。 すごい勢いで、ボロボロっと垢が飛び出してきた! きた! 普段こすらない分、ふんわりと残る古い角質が、一気に崩れ落ちる。 この快感がたまらない。 -------- 我が家では、アカスリが日常的に行われてきた。 (背中を流し合う=アカスリ。) アカスリは、欠かせないものであった半面、子供の頃は恐怖だった。。。 背中が真っ赤になるまでこすられる為、湯船に浸かるとヒリヒリするのだ。 『ほら、背中だしなさい。』と言う母の言葉に何度抵抗した事か・・・ 『ほら、こんなに出るじゃない。』っと言われ、半泣きで納得してきた。 そして、 母はと言えば、一時期タワシで体を洗っていたほどのツワモノ。 チカラいっぱいこすっても、『もっとチカラ入れて。』っと言われるんだよね・・・。 そんなゴウテツな肌と、私の柔肌を一緒にしないで。っと何度思ったことか、、、。 それが、大人になった今、自分のペースでアカスリが出来る。 なんて幸せなんだろう~。 しかし、 毎晩のように近所の温泉に行く、ローカルなさくらい家・・・ 今でも、帰省した際は・・・ 『ほら、背中出しなさい。』っと言う、恐怖の言葉は健在だ。。。。 あぁ。お母さんありがとう・・・。 私は、文字通り母の背を見て育ってきましたよ。。。 -------- そんな事を、思い出しながら、アカスリをする。 まるでプロのように・・・ 新しい角質を傷つけない程度に、上澄みだけをこすり取る。。。。 流れに沿ってゴシゴシと。 あぁ。すっきり。 一皮向けて、カラダがツルツル軽くなりました。 仕上げは、オイルで栄養補給。 脱皮完了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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