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日中は、まだまだ残暑が厳しい。 でも、朝夕、虫たちの合唱の声が大きくなり、夕暮れにひぐらし鳴き声を聞くと、流石に夏の終わりを感じる。 庭の萩が、枝を伸ばしながら、繁みを濃くしてくるのを見ると、秋の足音も聞こえてくる。 世界の景気と金融市場は、じわじわと、懸念した悪い方へ流されている。 サブプライムローン問題に端を発した「米国発第三次世界大恐慌」懸念がくすぶり続けている中で、ギリシャソブリン問題に代表されるEU問題がかぶさっている。 この両者に対して、世界の政策当局・中央銀行のまずく、ばらばらな対応が、世界の悪い流れを後押ししているように感じる。 中には、現状の「世界景気の減速・デフレへの流れ」の底流に、未だに解決されていないサブプライム問題があるということを認識していない国もある。 これでは、世界景気二番底どころか、本当に第三次世界大恐慌へじわじわと突入して行く 事になり兼ねない。 最も影響を受ける日本。 円はドルに対して84円75銭と15年ぶりの高値をつけた。中・長期金利に対しても歴史的な低下圧力が掛かっている。 政策当局、日銀の無策振りには、ただただ呆れるばかりだ。 民主党は、この非常事態に党内闘争に明け暮れている。 菅・白川会談だの、電話会談など変な情報が飛び交っているが、これについての関係大臣の発言もばらばらで、お粗末そのもの。 多分、何か対策のようなものか出たとしても、おそらく市場の失望を買う事になろう。 そして、株式(7000円台)も為替(円は79円台と史上最高値へ)も下離れし兼ねない。 冷静に対応したい。 ‘人生は すべて 心一つの 置きどころ’ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.23 14:27:55
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