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 梅雨が明けた関東地方は、今日も湿度を伴って猛暑日である。

 しかし、世界の金融市場は、冷え切っている。

 ユーロ/円が、今朝10時前から急落し、94円台をつけている。

 ユーロ/円の現行水準は2000年11月以来の11年8カ月ぶりの安値圏。  前週末の海外市場では、スペインのバレンシア州が20日、中央政府に支援を求める方針を明らかにしたことを受け、同国が全面的な財政支援の要請に追い込まれるとの懸念が高まったことや、スペイン政府が2013年の経済成長率予測を0.5%に引き下げ、来年も景気後退が続く見通しとなったことがユーロを圧迫した。この流れが東京市場でも 続いている。

 
「あをあをと渚(なぎさ)にしげる虎杖(いたどり)のくさむら寂し津軽の海は」(佐藤佐太郎 )
「あかあかと竜飛(たつぴ)の海におつる日をおきざるにする如く帰り来(く)」(佐藤佐太郎 )

 この歌は、青函トンネルを思い出させる。
 
 青函トンネルは、津軽海峡の海底下約100mの地中を穿って設けられたトンネルで、全長は53.85 kmである。これは1988年(昭和63年)の開業以来、交通機関用のトンネルとして世界一の長さ[3]を保っていたが、全長57.091kmの鉄道トンネルとして建設中のスイスのゴッタルドベーストンネルが開業(本坑は2010年10月15日に貫通している)すると、世界一の座は失うことになる。

 このトンネルを建設中の1986年秋、青森県側から掘削中最先端現場を見学した。竜飛岬にある縦抗をエレベータで降り、そこからトロッコで横坑を掘削最先端まで行った。
 大きな掘削機がものすごい音と共に函館側から掘り進まれいるトンネルの最先端に向かって掘り進んで行く様を見て、身震いした事が懐かしく思い出される。

      -人生は すべて 心の置きどころー





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Last updated  2012.07.23 11:48:33
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