【関係図】　　
　　　　　 　好き　　　　　　　　好き　　
チュン平────→チュン太──┬→チュンちゃん
　↑　実の兄弟　　 　│　　　　 　　│　　　人形
　└───────┘　　　　　 　 └→人間　　
　　　　ウザい　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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文太とピーコの息子チュン平は貰い手がなくずっと実家暮らしをしていた。しかし、チュン平はいつからか実の母ピーコにちょっかいをかけるようになる。これが父文太の逆鱗に触れ、チュン平と文太はピーコをめぐり争うようになった。
チュン平は文太にいじめられ、チュン平も家庭内暴力を繰り返すようになり、２匹は体力が消耗していき、心も荒んだ状況になっていた。
そこを見かねたさくらこ夫婦はチュン平を引き取ることにした。さくらこ家にはすでにチュン平の兄弟のチュン太がいたが、チュン平があまりにもかわいそうだったので、引き取って元気なチュン平に戻って欲しいと思ったのだった。
さくらこ家に来たチュン平は同じ文鳥仲間のチュン太に興味を持ち、チュン太が近づくとダンスをしてチュン太に「仲良くしてね～」とラブコールを送る。だが、チュン太は「ガルルルル」と怒るばかり。実はチュン太はチュンちゃん人形が好きなのであって、本物の文鳥には興味ないのであった。
チュン平は人間にも心を開けず、チュン太だけが心の支えなのだ。
健気なチュン平・・・チュン太と仲良くなれる日は来るのか？！（続く）