今月2回目にして最後の夫の休日だった今日、久しぶりに
花フェスタ記念公園へ行ってきました。
万葉 |
花フェスタ記念公園には入り口が2箇所あって、大きい方が西ゲート、小さい方が東ゲートです。
東ゲート前には花苗屋さんがあるので、私は東ゲートがお気に入りで 毎回そちらから入ります。
入り口手前からバラが植栽されていて、その中の一つの万葉がとても美しく咲いていたので「綺麗ーー♪」と走って行って写真をパシャ。
それから花苗屋さんの前にはどれもこれも素敵なバラの苗ばかり並んでいて、ゲートまでなかなか辿り着けません(笑)
私の欲しいアリスター・ステラ・グレイも 購入をやめた(つもりの)イレーヌ・ワッツも 寺西菊雄さん作出の新品種も含めた魅力的な品種の数々もあったのですよー。もう興奮しまくりです(笑) |
コスモス |
いつまでも入り口前で一人盛り上がっているわけにも行かないので、ゲートを入りました。
予想以上にバラが咲いていてまた興奮(笑)
5割程度の開花状況だと思っていたのですが 結構咲いていました。
花トピア内で行われている寄せ植えコンテストを 参考に出来ないかとさらっと見て、今が一番の見頃と思われるコスモスが咲き乱れる池沿いの道を歩きます。
「綺麗!綺麗!!」と あれもこれもと写真を撮りまくり、「このままじゃ、バラに辿りつく前に バッテリーもメモリの残量もなくなっちゃう」と思いつつもパシャパシャ…。
足に花粉をいっぱいつけて重そうに飛ぶミツバチが それでもまだ欲張って花粉を集める様子をカメラに収めようと しばらくミツバチを追い掛け回しましたが、ミツバチは 花にとまる度に異様な影が近づいて集中して花粉を集められないらしく なかなかじっとしてくれません。
あまりしつこく追い掛け回すのも可哀想なので 残念だけど諦めました。
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そこからも色々ありつつ、やっと園内に2つあるバラ園のうちの1つ、「世界のバラ園」に辿りつきました。
たーくさんあるバラ達の中のいくつかをどうぞ♪
ピース |
ハイブリッドティの名花、ピース。
バラに興味があって バラのことを少し勉強した人なら大抵の人が知っているであろう有名なバラです。
この写真ではわかりづらいと思いますが、クリーム黄色にピンクの覆輪が入ります。
元々は 作出者の母親の名前と同じ「マダム・アントワーヌ・メイアン」と名づけられたのですが、このバラが新品種として発表された当時、世の中ではちょうど第二次世界大戦が終結した頃だったので、人々から「ピース」と言う名で呼ばれるようになりました。
平和への祈りが込められた、平和の象徴とされるバラなのです。
花フェスタ記念公園内の様々な場所に このピースはたくさん植えられています。
だけど なかなか美しく咲いている瞬間に巡り会えないのです。
今日は、美しいこの花に会えたというだけで幸せな気分になります♪ |
ブルーバユー |
フロリバンダの有名な青バラ、ブルーバユーです。
青バラと言っても青くないですね(笑)
バラの花びらには元々青い色素がなく、「青いバラ」という言葉は「不可能」を意味するものでした。
それでも育種家の方々の長い歳月をかけた挑戦で、ここまで青に近い色のバラが出来ました。
他にも今はたくさんの青色系のバラが作出されています。
最近では サントリーから バイオテクノロジーを使った青バラが発表されました。パンジーの青色遺伝子を使っているそうです。詳しくはこちら。 |
マチルダ |
フロリバンダのマチルダです。
丸弁平咲きで クリーミーホワイトにピンクをぼかしたような ヒラヒラ花弁の優しいイメージのバラです。
この画像からはわかりませんが、開ききった時のシベも可愛いです♪ |
シャルロット |
イングリッシュローズのシャルロットです。
上の3つのバラは モダンローズと呼ばれるもので、それは古くからあるオールドローズに対して呼ばれているものです。
オールドローズには 春にだけしか咲かないものが多く、それを改良して、四季咲きになり、色も多彩になったもの、それがモダンローズです。
一般的にバラと言ってイメージされるものはモダンローズだと思います。
だけど、最近はバラ愛好家の中ではオールドローズのたおやかな花形が人気なのです。
オールドローズの優しい花の形と香りの良さ、モダンローズの四季咲き性、両方を兼ね備えたバラとして作られたのがイングリッシュローズです。
イングリッシュローズもモダンローズに入るのだと思いますが、ハイブリッドティやフロリバンダとは花形がはっきりと異なります。
オールドローズには黄色いバラが少なかったので、イングリッシュローズの作出者、デビット・オースチン氏は 黄色いイングリッシュローズを作るのに苦労されたそうです。
そして作り出されたのが 人気の高い、グラハム・トーマスです。画像のシャルロットよりも深い黄色の美しい花です。そして、そのグラハム・トーマスを親に持つのがこのシャルロットで、こちらも人気のイングリッシュローズです。
シャルロットはなんと言っても香りが良いのです。
花色だけをとると 私は特に秋のグラハム・トーマスの色が好きですが、香りはシャルロットがダントツです。
黄色系のバラでは ティー系のオールドローズのレディ・ヒリンドンと このシャルロットが私好みの良い香りなのです♪ |
まだ、「世界のバラ園」です…。なかなか先に進みませんね。
疲れたので今日はここまでで(笑)
続きは また後日?…多分(笑)
書いていることは 私の記憶に基づいていますが、何しろ私の記憶なので(笑)間違っていることもあるかもしれません。気付いた方は指摘してくださいねー。改めます。