テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:囲碁
すごく久しぶりに囲碁について書きます。
今日は第31期天元戦五番勝負の最終戦、第5局が打たれました。 山下敬吾天元に河野臨7段が挑戦していたもので、この対局が 今年最後のタイトル戦でした。 両者2勝2敗で迎えた最終局、白番 河野臨7段の4.5目勝ちで、新天元が誕生しました。 この対局は 序盤がとても興味深く、「どうなるんだろう?」とわくわくしました。 両者の持ち味がそのまま出たような序盤でしたが、山下天元の両小目は珍しいと思いました。 今年は山下天元は 多くのタイトル戦の挑戦者に勝ちあがられましたが、残念ながら今日の対局を終えて無冠になってしまわれたようです。 だけど新年早々 棋聖戦で羽根直樹棋聖に挑戦されます。そちらはどうなるでしょうね。私は中部に住んでいるので羽根さんを応援しますが(笑) 山下さんは 囲碁のアマ中級程度の私が言うのはなんですが、晩年に力を発揮されるように思われます。そう友人に豪語しました(笑) いずれにしても無冠は相応しくない人なので、来年もまた数々の棋戦に名を連ねられることと思います。 河野臨新天元は、今年は絶好調で こちらも数々の棋戦でお名前を拝見しました。 たしか、NHK杯もまだ勝ち残ってらっしゃいますよね? 元々 実力者の呼び声高いみたいなので ここに来てやっと実力が発揮されて来たということでしょうか。 私はタイトル戦を ほぼ日本棋院のネット対局場の生中継で見ます。 チャット欄がついていて、高段者の方の解説、プロの方の解説(無料会員なので参考図は見れませんが)は とても参考になるのですが、あのチャット欄を見ていると 大抵気分を害することになります。あの言いたい放題な感じはなんとかして欲しいなぁと思います。 自分の応援していないプロ棋士のことでも 呼び捨てや 根拠なく中傷するような発言を見ると気分が悪くなります。 囲碁を打つ人って 知ったかぶりしたり自己顕示欲が強い人が多いのかと思われるような発言も多く見うけられます。 公共の場なので、もう少し考えて発言して欲しいし、もう少し厳しく管理してもいいのではないかと思います。 ところで、私は 持っているだけで読んでいない、または読みこなしていない囲碁の本を何冊も持っています。 その中の一冊、『依田ノート』を 先日からちゃんと(笑)読み始めました。 私は 囲碁棋士は囲碁さえ上手ければいいという考え方ではないので、遅刻についての噂をちょくちょく耳にする依田碁聖をあまり好きではありませんが、碁に対しては真摯な姿勢で臨まれている方だとの認識を持っています。 この本も、読んでいるのはまだ序盤のところですが 私の知りたいこと、興味のあることについてわかり易く述べられていて、読んでいると囲碁を打ちたい気分になります。 今日の天元戦の序盤をおもしろく感じたのも 多分この本を読んでいるからだと思います。 「これを極めれば初段突破はまちがいありません」と 著者の太鼓判付きなので 頑張って読みこなそうと思います。頑張ってというより、今は「次は何について?」とどんどん先を読みたくなる感じなのですけどね。何しろ分厚い本なので、最後まで私の意欲が続くかどうかが最大の難問です(笑) 今日の画像は 11月にデンパークで撮影したりんごの木です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[囲碁] カテゴリの最新記事
|
|