ひとりごと♪

早いもので、あれから１２年が経とうとしています・・・
干支が一回りをしました。
１２年前・・・１９９５年１月１７日ＡＭ５：４６
阪神淡路大震災・・・

当時の私は、目覚時計が鳴っても、なかなか起きることができない位
お寝坊な人でした。

でも、あの日だけは違いました。。。


今まで聞いたことのない、ボンという低い音が外で鳴った様に感じ、
時計のベルが鳴る随分前に、ハッとして、目が覚めました。

「私が目覚ましより早く起きるなんて、珍しいこともあるもんだなぁ～」と
のん気に思っていた瞬間、それまで体験したことのない激しい揺れが、
突然におきました。

「地震だっ！」

それは、長い・長い時間に感じました。


幸いなことに、私の家の辺りは、震源地から少し離れていた為、
大きな被害は無く、ライフラインも止まることはありませんでした。

しかし、落ち着いたころ、テレビやラジオをつけてみると
何度も通ったことのある阪神高速が倒れ、
何度も遊びに行った神戸の街から火が出ている景色が映っていました。

何が起きたのか、直ぐには理解できず、
呆然と画面を眺めていたのを覚えています。


その後直ぐに、私は、震災とは全く別の事故で怪我をし、
病院に４ヶ月間入院することになりました。

ボランティアに行くことも、救援物資を運ぶお手伝いをすることもできず、
ただ、毎日、病院のベットに貼りついて
神戸の惨状を眺めることしか出来ない自分自身が本当に辛かったです。

毎日、新聞に、震災で亡くなった方のお名前が出ていて
知った方の名前が無いか、必死で探したこともありました。


あれから１２年。

地震があった翌年からずっと、１/１７のＡＭ５：４６には起き、
テレビをつけ、黙祷をしています。


私は、あの日の朝にあった色々なことを、
一生忘れることはないと思います。

生かされた命を大事にし、何か少しでもいいので、
困られた方のお手伝いができる様な人生を歩んでいきたいと思います。