カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
さて、今日は、20日に鑑賞した
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」についてです * 前回、訪問した際に その「建物」にいたく感動した、旧金毘羅大芝居・金丸座(重要文化財)。 (1/13ブログ) 今度来る時は、 ここで実際に歌舞伎が上演されているのを観てみたい・・・ この私の願いが、 多大なるご協力を頂いて、今回、実現されることになりました~ * 「こんぴら歌舞伎」 毎年春にしか公演されないので、 チケットが取りにくいことで有名。 しかも今年は、市川海老蔵さんが座頭なので、 いつも以上に激しいチケット争奪戦・・・ にも関わらず、地元人でもなく、歌舞伎初心者な私が この公演を観に行くことができるとは!!! 本当にラッキー ありがとうございます~ 私が、鑑賞したのは、15時~の部。 14時半頃、開場を告げる花火が何発も打ち上げられ、 その音を聞きながら、 いよいよだなぁ~と、気持ちが自然と高揚してきます 、 わくわくしながら金丸座に入ると ものすごい観客数にびっくり どの席枠も、ぎゅうぎゅう詰め! 私が座った東桟敷も まるで鶏舎?さながらの混みよう。 いやはや、恐れ入りました * 私が行った15時~の公演のプログラムは、 一、夏祭浪花鑑 二、供奴 * 歌舞伎初心者の私が、舞台が始まって まず、びっくりしたのが、セリフがある!!!でした。 前回、歌舞伎を鑑賞したのは 昨年9月でしたが(2007.9.24ブログ)、 その時には、役者さんにセリフらしいセリフは ありませんでした。 しかし、今回のプログラム1.夏祭浪花鑑は全三幕とも、 ずっとセリフ付きで、ストーリーもしっかり有りました。 歌舞伎って、長唄に合わせて踊るだけでなく、 普通の舞台のようなものもあるんですね 奥が深いわ~ * 私が座っていた東桟敷席は、花道がすぐ横にあったので、 役者さん達が、何度も目の前を通ってくれました。 その中でも、一番、大きく・輝いて見えたのは やはり市川海老蔵さんでした 役どころにもよるんでしょうが、 他の方とは違う存在感が立ち居振る舞いからすごく感じられました。 特に彼のファンではない私が、そう感じたんですから 彼をお目当てに来られた方にとっては すごい輝きだったんだろうなぁ~ * 夏祭浪花鑑は、 第三幕目が一番、盛り上がりましたね。 水が観客席まで飛び散ったり、 「すっぽん」と呼ばれる、昔ながらの舞台装置を利用したり、 海老蔵さんの迫真の演技に みんな、体を乗り出して鑑賞していました。 * 後、ちょっと不満だったのは、 私が座っていた桟敷席には、 太い柱がバンバンと立っており、 それらが、視界の邪魔をして、 舞台が観辛かったことかな。 なんとかしてぇ~って思ったけど、 江戸時代の人も、こうやって 舞台を観ていたんですもんね~。 我慢ですねっ また、ブドウ棚とよばれる天井から 花吹雪がふってこないかなぁ~って期待していたのですが、 今回は利用されませんでした。少しだけ残念。 これは、どんな演目で利用されるんだろ??? * あ~でも、 本当にいい経験をさせていただくことができました 観に行けて、よかったわ~ * 帰りは、前回、気に入った平岡精肉店でコロッケをまた購入し、 琴電に乗って高松へ。 琴電の窓からは、夕焼け空を背にした、 讃岐富士が長い間、見えていました。 凄くきれいで、見とれてしまいました。 * 昨年11月の若冲展から始まった、私の香川県琴平町訪問。 こちらに来るきっかけが、 これで一旦、全て終わってしまいました。 次に訪問する何かが出てくるまで、 讃岐うどんや讃岐富士や金毘羅さんとは、 しばしお別れですね~ 今回の琴電の窓から眺めた、美しい讃岐富士は、 この思い出たちの総括?として、 心の中に収めておきましょう。 機会を頂き、本当にありがとうございました。 * 四国こんぴら歌舞伎大芝居 HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/24 07:19:36 AM
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