カテゴリ:本・マンガ
今日は、休日出勤のsakuranomi。
なのに今日は、仕事をするにはもったいない位の ぴーかんなお天気。 ちっ、 オフィスに籠らずに どこかに“遊び”にいきたいよ~ * ということで、今日は、この“遊び”にからめ?(笑) 少し前に読み終わりました、 新野剛志著「あぽやん」について書きたいと思います。 あぽやん まずはこの本の内容について。 <主人公>29歳(途中で30歳)の旅行会社社員・男性 <舞 台>成田空港 <あらすじ>彼の会社において“閑職的位置付”空港勤務に なってしまった主人公の、「空港における仕事」・ 「さくっと恋愛」・「少しだけキャリア」を描いた物語 元・旅行会社社員の私、 不覚にも?!この本の最後で、 ほろっと泣いてしまいました(笑) そうなのよ、旅行会社の社員って お客様に良い「旅行(遊び)」をしてもらいたい一心で 働いているんですよ。 つまりは「人のお世話」 色々なお客様がいて、本当にたいへんなんだけど、 とにかく「お客様の笑顔」が見たいんですよね。 まぁ、私は、インディビ(海外出張手配)の部署だったので、 「遊び」の分野ではありませんでしたが、 でも、主人公の必死さは、理解できる。。。 懐かしい業界?用語もたくさん出てきたし、 「人のために必死で頑張る」という気持を 思い出させてもくれたので、 読んでよかったのだ~ * 以下、この本の中で印象に残ったことを 覚えている限りUPしておきます。 ・「(サービス業である)旅行会社の資源は、社員(人)」 これは、在職中、よく言われました。 物をつくっていない旅行会社は、 “商品”の代わりに“社員”が、その会社を表す。 魅力的な人間になるように各々が努力しなさいって。 ・「トラベルは、トラブル」 旅行は、非日常。 不便で、問題続きが当たり前?! (旅行会社の人間にとっては不吉な言葉だ・笑) そう、 この本は様々な出国前のトラブルを、 人間的温かみ接客法?で乗り越える様子を 描いた作品なのです。 (次から次へと問題発生・・・ホント大変) 「人」と「旅行」が好きでないと 出来ない仕事だな。 ・「人は、その役職なり社歴なりの仕事を望む」 これは、キャリアについてのセリフ。 このバランス(希望)が上手くとれていたら、 文句もでないけど、そうも行かないから、 それぞれから不平不満が出てくるんだよな~ (キャリコンの参考にしよう) などなど。 * 主人公の仕事に対する姿勢は、 業界に関係なく、頭が下がるし、 この業界を知らない人でも楽しんで読むことができると 思います。 * この本を読みながら、今の私、 仕事で、これまでとは全然違う部分を 使っているんだなぁ~って実感。 あ~ 人の世話がしたい(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/06 10:46:27 AM
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