カテゴリ:本・マンガ
今クールのドラマの原作、大石静著「四つの嘘」を
最近、読み終わりました。 四つの嘘 今日は、その感想を。 【あらすじ(「BOOK」&「MARC」データベースから)】 かつて私立女子校で同級生だった四人は それぞれ別の人生を歩んでいたが、美波が四十一歳で事故死したことから、 運命が絡みあう。 残された三人の胸に愚かしくも残酷な「あの頃」が蘇り・・・ 女であるがゆえの、猾さ、醜さ、痛さ、哀しさ、 そして強さを生々しく描ききった長編小説。 * う~ん。。。 これを読みながら、「女子」ってやっぱり なんか大変だなって思った まず、高校生時代を描いた部分。 集団と違うことをすれば 「変人」扱いされて、仲間外れにされる。 そうならないためにも、 中心となる人の意見に、必死で合わせ つるまなきゃいけない。 うぅ、疲れる・・・ 今の私には出来ない・・・ また、大人になってからも、 「女性」は、色々な生き方を今は選択できるので、 その分、逆に不安や苦悩が増える。。。 あぁ、この気持ち、よく理解できる。。。 ホント、「女子」をやっていくのは大変ナンデス * このストーリーには、4人の女性が登場します。 詩文・・・物事を、斜に構え冷めた目で見ている。 普通の恋愛・生き方ができない。(略奪愛などしかできない) また、つるまない。一匹狼的 満希子・・元、学級のリーダー的(女王様的)存在だったが、 結婚(婿養子を取る)を機に、あか抜けない生き方しか できなくなってしまった。 ネリ・・・仕事に生きるしかない、仕事にしか興味がわかない。医者。 マイペース、かつ、まじめ。 美波・・・従順な性格。4人の中で一番、“平凡”を望んでいた。 しかし・・・ 本を読みながら、 私は、この4人のどの性格に一番近いかなぁと 考えてみましたが・・・ う~ん、私は どの部分も持っていて一人には絞れないわぁ~ それ位、私って複雑な性格なのかな?!(笑) * ストーリーが、あまりにも狭い範囲で進み、 (親もその子供もそれぞれ同い年・同じ学校・同じクラス) どうかと思うこともありましたし、 家庭教師が、子供を教えている合間に そんなことするのか???と びっくりすることもありましたが、 その辺は大きく目をつぶって読めば 楽しめるのかなって思います。 この作品をドラマでは、どのように作ってくるのかな? ただ、 永作博美が「詩文」役 寺島しのぶが「満希子」役 というのは 私の中ではちょっとイメージが違っていました。 ドラマ「四つの嘘」 公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/12 02:58:28 AM
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