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2008/07/11
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カテゴリ:本・マンガ
今クールのドラマの原作、大石静著「四つの嘘」を
最近、読み終わりました。


四つの嘘


今日は、その感想を。




【あらすじ(「BOOK」&「MARC」データベースから)】

かつて私立女子校で同級生だった四人は
それぞれ別の人生を歩んでいたが、美波が四十一歳で事故死したことから、
運命が絡みあう。
残された三人の胸に愚かしくも残酷な「あの頃」が蘇り・・・

女であるがゆえの、猾さ、醜さ、痛さ、哀しさ、
そして強さを生々しく描ききった長編小説。




     *




う~ん。。。
これを読みながら、「女子」ってやっぱり
なんか大変だなって思った雫



まず、高校生時代を描いた部分。



集団と違うことをすれば
「変人」扱いされて、仲間外れにされる。



そうならないためにも、
中心となる人の意見に、必死で合わせ
つるまなきゃいけない。



うぅ、疲れる・・・
今の私には出来ない・・・





また、大人になってからも、

「女性」は、色々な生き方を今は選択できるので、
その分、逆に不安や苦悩が増える。。。



あぁ、この気持ち、よく理解できる。。。




ホント、「女子」をやっていくのは大変ナンデス涙ぽろり




     *




このストーリーには、4人の女性が登場します。



詩文・・・物事を、斜に構え冷めた目で見ている。
     普通の恋愛・生き方ができない。(略奪愛などしかできない)
     また、つるまない。一匹狼的
     



満希子・・元、学級のリーダー的(女王様的)存在だったが、
      結婚(婿養子を取る)を機に、あか抜けない生き方しか
      できなくなってしまった。



ネリ・・・仕事に生きるしかない、仕事にしか興味がわかない。医者。
     マイペース、かつ、まじめ。



美波・・・従順な性格。4人の中で一番、“平凡”を望んでいた。
     しかし・・・




本を読みながら、
私は、この4人のどの性格に一番近いかなぁと
考えてみましたが・・・


う~ん、私は
どの部分も持っていて一人には絞れないわぁ~雫



それ位、私って複雑な性格なのかな?!(笑)




     *



ストーリーが、あまりにも狭い範囲で進み、
(親もその子供もそれぞれ同い年・同じ学校・同じクラス)

どうかと思うこともありましたし、


家庭教師が、子供を教えている合間に
そんなことするのか???と
びっくりすることもありましたが、



その辺は大きく目をつぶって読めば
楽しめるのかなって思います。





この作品をドラマでは、どのように作ってくるのかな?




ただ、

永作博美が「詩文」役
寺島しのぶが「満希子」役

というのは
私の中ではちょっとイメージが違っていました。





ドラマ「四つの嘘」 公式HP





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Last updated  2008/07/12 02:58:28 AM


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