ひとりごと♪

今日は、大阪能楽会館で「能」を鑑賞してきました
演目は、「砧」と「正尊」


うんっ！気に入ったっ


面からたどる能楽百一番


私、「能」を本格的に鑑賞するのは
これが初めてだったのですが、
すっかりその魅力に引き込まれてしまいました。




もう一回観たい、
一回と言わず、何回も観たい。
っていうか、小鼓や笛や仕舞を実際に習いたい！
（↑実際に教室のパンフレットを持って帰った・汗）

って位、感動してしまいました。



他の古典芸能と比べるのも何ですが、
歌舞伎や狂言よりも、私の中では「能」が一番
合っていた？ようです。




あの、能の
無駄なものを一切排除した（←私にはそう感じた）
「美」と「技」に惚れてしまいました。
“わびさび”だわぁ～



そして、息をのむような緊張感！



おかげで、狂言の時間では、
力が抜けてしまい・・・(-_-)zzz
スミマセン・・・



　　　　　　＊



・「能」は、舞台の上におられる方全て、無表情で怖い（笑）



いいんです、いいんです、そんなの。
必要以上の観客サービスなんて要らないんです。

しっかりとした「舞」や「謡」で、
表現して下さったら、それでいいんです。




・小道具以外のセットがない！


いいんです、いいんです、そんなの。
実際には見えないんですけど、でも、私には、
舞っておられる向こうに、確かにその光景が観えました（笑）


舞台にセットって、要らないんだって
初めて知りました。



　　　　　　＊



演目：「砧」


能面をつけての演目。

固まっているはず？の「面」の表情も、
ずっと観ているうちに、
色々な感情が出ているように思えてくるから、不思議。



内容は、
怨み・執着・恋慕・・・

遠くに離れた夫を想いながら、
「砧」を打つ妻と夕霧の姿は、ホント怖かったです（笑）





演目：「正尊」


幽玄だった「砧」とは一転。
「動」「活」な舞台でした。



内容は、
義経と土佐坊正尊との緊迫する駆け引きを描いていて、
まるで、ＮＨＫ大河ドラマを観ているような感じでした。



出演者も多く、迫力がありました。



　　　　　　＊



他の演目も、他の流派のも
鑑賞してみたいですね。


これから、ちょっとずつ「能」のことも
勉強してみよう♪


遅ればせながら「能」デビューです