カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
今日は「芸術の秋」でも、絵画ではなく
音楽(舞台)に関することを。 * 今日は、神戸文化ホールに、 オペラ「トゥーランドット」~ウクライナ国立歌劇場オペラ~を 観に(聴きに)行ってきました。 私、ボキャブラリーや文才が全くないので どう、この気持ちを表現していいのか ホントに困ってしまうのですが・・・ もう、どうしようもなく・・・ 良かったです(/_;)ウルウル・・・ 体の中で未だ観劇の「感動」が 増殖している感じがして、大変です(笑) * オペラ「トゥーランドット」は、 以前からCDは持っていたのですが、 実際に舞台を観たのは、今日が初めてでした。 あ~ やっぱり、舞台を実際に見ると、 感動が違いますね。 私、ここまで感動するとは 音楽(CD)を聴いているだけの時は 思ってもみませんでした。 観劇中、 音楽が・・・ 歌が・・・ 演出が・・・ 怒涛のように、私に押し寄せてきて・・・ その美しさに、 お、押しつ、つぶされるぅ~ 何度も何度も、 私は、座席の肘掛をグッと握ってしまいました。 (特に2~3幕にかけて) * プッチーニ遺作の オペラ「トゥーランドット」 中国・北京・紫禁城が舞台のこのオペラですが、 内容は、さすが「イタリア」のオペラという感じがしました。 主役カラフの熱いことといったら! 昨今の日本では、 「草食男子」なる方々が増えていると 言われていますが、 このカラフは、それとは全く正反対(笑) 完全に「肉食男子」でした 相手(姫)の気持ちお構いなしで 「私の熱い想いが、姫の冷たい心を解かすのだ」 と完全に信じ切っている。 3幕最初の名曲「誰も寝てはならぬ」は、 そのカラフの自信過剰っぷりに、 本来なら嫌悪感を抱きそうなもんですが あの調べに、あの声で朗々と歌われたら、 もう、素直に涙を流すしかないのかな、と。 荒川静香選手が この曲を使ったのも理解できるような気がします。 また、カラフに心を寄せている リューが彼を守るために自殺をしても、 それでも、自分の「愛」に真っ直ぐ忠実。 (ちょっとは後悔や反省をしろよっ・笑) その情熱さは、見ていて本当に「アッパレ」でした。 ずっとだったらウザイかもしれないけど、 たまになら、こんな熱いのもいいなぁ~ 私の為にも歌って欲しい(笑) その熱さを受けて、 トゥーランドット(姫)の 冷たさ・高慢さが解けていく瞬間も なかなかの見どころでした。 結論1: 「愛はわがまま」 「愛(恋)は盲目」 結論2: 「名前は大切」 「名前はキーワード」 姫の出した、最後の質問の答えが「自分の名前(トゥーランドット)」 カラフの、姫に対する質問も「自分の名前(カラフ)」 この演目、機会があれば、 絶対にまた観に行くつもり。 素敵な時間をありがとう 追:トゥーランドットを演じられた、 テチヤナ・アニシモヴァさん、 本当に素晴らしい声でした。 追2:ピン・ポン・パンという3人の役人たちも なかなかいい味だしていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/19 01:14:25 AM
[芝居・舞台・ミュージカル] カテゴリの最新記事
|
|