カテゴリ:本・マンガ
いやはや、すごい本でした・・・
今日の私のブログは、何かを食べながら 読まない方がいいと思います また、気持ち悪いのが苦手な方も 以下、読み進めない方がいいと思います * 先日、一人暮らしをしている同じ職場の男性が 「最近、なかなか考えさせられる本を読みました~・・・」 と、何やら神妙な面持ちで私に 話しかけてきてくれました。 詳しく話を聞くと、 彼が読んだ本は吉田太一著「遺品整理屋は見た!」 遺品整理屋は見た! 「女性にはかなりきつい本です・・・」と 彼は制止・忠告してくれたのですが、 同じく一人暮らしをしている私は、 怖いもの見たさの好奇心を抑えることができず、 読んでしまいましたっ * まずは、あらすじ。 「BOOK」データベースより 日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。 少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖…。 そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。 これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感。 * はい。 確かに「覚悟してから読んでくださいね」と、 彼が忠告してくれるのが 良く分かりました。。。 読み始めた最初の頃は、 「死臭」という言葉にすら いちいち反応していたのですが、 読む進めていくうちに、 段々、平気になっていく私が。。。 だって、途中の章では、 私の相続力をはるかに越える壮絶な現場のレポが 書かれており、 「死臭」など“詩集”・“刺繍”と 誤変換してしまいそうになる位、 見慣れてきてしまいます(笑) ・・・ * ウジ虫、部屋一面のゴキブリ、 浴槽に浮いたワンタンスープのような皮膚、 溶けて液体になった身体、 部屋一面の血痕・・・ * 読み終わって言えることは、 これらの壮絶なレポより、 何よりも怖かったのが、 一人暮らしをしている自分の老後を 想像することでした(笑) * この本では、再三、 「孤独死」を減らすことを 社会全体で考えていかなくてはいけないと 書いておられました。 * 以前、 「おひとりさまの老後」を読んで(5/20ブログ) ひとり者の老後でも大丈夫だわぁ~と 楽観視したのですが この本を読み終わった後は、 キレイに死ぬために もちょっと対策をしっかりと考えておかなくてはって 考えさせられました 兄弟が遠いところにいる私の場合、 年をとって孤独死した時、 なるべく早く発見してもらうために マメに連絡をとる 近くの友人をマジで大切にしておかなきゃ。 あ。そうそう、 働き盛りの突然死なんかもあるようなので、 皆さん、10日間以上、このブログの更新がなかったら 溶けてしまう前に私を探しに来てください(嘘) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/08 03:23:35 AM
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