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2008/11/07
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カテゴリ:本・マンガ
いやはや、すごい本でした・・・


今日の私のブログは、何かを食べながら
読まない方がいいと思います雫


また、気持ち悪いのが苦手な方も
以下、読み進めない方がいいと思いますショック



      *



先日、一人暮らしをしている同じ職場の男性が
「最近、なかなか考えさせられる本を読みました~・・・」
と、何やら神妙な面持ちで私に
話しかけてきてくれました。



詳しく話を聞くと、
彼が読んだ本は吉田太一著「遺品整理屋は見た!」



遺品整理屋は見た!



「女性にはかなりきつい本です・・・」と
彼は制止・忠告してくれたのですが、


同じく一人暮らしをしている私は、
怖いもの見たさの好奇心を抑えることができず、


読んでしまいましたっ雫



      *



まずは、あらすじ。

「BOOK」データベースより

日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。
少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖…。
そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。
これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感。




      *



はい。

確かに「覚悟してから読んでくださいね」と、
彼が忠告してくれるのが
良く分かりました。。。



読み始めた最初の頃は、
「死臭」という言葉にすら
いちいち反応していたのですが、


読む進めていくうちに、
段々、平気になっていく私が。。。うっしっし



だって、途中の章では、
私の相続力をはるかに越える壮絶な現場のレポが
書かれており、


「死臭」など“詩集”・“刺繍”と
誤変換してしまいそうになる位、
見慣れてきてしまいます(笑)




・・・




      *




ウジ虫、部屋一面のゴキブリ、
浴槽に浮いたワンタンスープのような皮膚、
溶けて液体になった身体、
部屋一面の血痕・・・




      *



読み終わって言えることは、

これらの壮絶なレポより、
何よりも怖かったのが、

一人暮らしをしている自分の老後を
想像することでした(笑)



      *



この本では、再三、
「孤独死」を減らすことを
社会全体で考えていかなくてはいけないと
書いておられました。




      *



以前、
「おひとりさまの老後」を読んで(5/20ブログ
ひとり者の老後でも大丈夫だわぁ~と
楽観視したのですが


この本を読み終わった後は、
キレイに死ぬために
もちょっと対策をしっかりと考えておかなくてはって
考えさせられました雫





兄弟が遠いところにいる私の場合、

年をとって孤独死した時、
なるべく早く発見してもらうために

マメに連絡をとる
近くの友人をマジで大切にしておかなきゃ。






あ。そうそう、
働き盛りの突然死なんかもあるようなので、

皆さん、10日間以上、このブログの更新がなかったら
溶けてしまう前に私を探しに来てください(嘘)うっしっし





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Last updated  2008/11/08 03:23:35 AM


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