カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
知人に本の贈り物をしなくてはいけなくなったので
今日、久し振りに、本屋さんに行ってきました。 いけませんね~、私にとって本屋は ホント、魔物です。 贈り物の本を探しながら、 つい自分用にも色々な本を 購入しそうになってしまいます その多くが、積読になるというのにね(笑) ここ数年、 自分で読む本は、 ほとんど図書館で借りるようになりました。 本を購入すると、 引っ越しの時に荷造りがかなり大変になるし、 家に本を置いておくスペースが 段々苦しくなってきたからです。 今日は、自分の分は、何とかぐっと我慢して、 贈り物の本だけを購入しました。 えらいぞ、私 * さて、今日は、 今、京都劇場で公演されている、ピーター・シェーファー作の喜劇 「ブラックコメディ」のことを。 カンパニーは、もちろん劇団四季。 * リーフレットや会員誌アルプに書かれている、 この舞台の紹介「抱腹絶倒」、 とまではいきませんでしたが、 やっぱり面白い舞台でした~ 派手なパフォーマンスなどで 無理に笑わせるのではなく、 自然の動き・演出・演技で、 観客の笑いを誘う、 とてもよく考えられた舞台でした。 * 【あらすじ】 無名の彫刻家ブリンズリーは、ある日、 婚約者のキャロルとともに 美術収集家バンベルガーと、キャロルの父メルケット大佐を 自宅に迎えることになります。 バンベルガーは、ブリンズリーの作品が収集に値するかを 値踏みしに。 一方、メルケット大佐は、ブリンズリー自身が キャロルの婚約者として相応しい相手かどうかを 値踏みしに。 2つの値踏みを乗り越えるため、 ブリンズリーは、印象を良くしようと、 旅行中の隣人ハロルドの部屋から無断で、 高級家具や美術品などを拝借して 自分の部屋に飾ってしまいます。 準備が完了した時、突然、ブリンズリーのマンション全体だけが 停電に。 暗闇の中、ブリンズリーの部屋には、 同じマンションに住むファーニヴァル、 メルケット大佐、旅行を早めに切り上げて帰ってきたハロルド、 そしてブリンズリーの元?恋人クレアまでが 集まり、しっちゃかめっちゃかに(笑) さてさて、窮地に追い込まれた彼の結末は・・・ * この舞台、特に印象に残ったのは 「光」の使い方でした。 ストーリー上で「暗闇」になると、 逆に舞台を明るくし、 ストーリー上で「灯」がともると、 逆に舞台を暗くし・・・ 観客は、本来は暗くて見ることのできない? 暗闇における人の動きをはっきりと 見ることができます。 上手い演出だなぁ~と思いました。 * ブリンズリー役の荒川さん。 色々な役をされている荒川さんですが、 怒られるかもしれないけど(笑) こういう軽め?ラブコメ?風の役、すごく合いますよね。 今回の役もぴったりでした。 キャロル役の濱田さん。 やっぱり、濱田さん、すごい~ どの役を任されても、 それを必ず自分の“物”にきっちりとされますね。 今まで重めの役が多かったと思うんですが、 (エルファバ、アイーダ、川島芳子など) 喜劇もOKなんだ~ どちらかというと和風美人・クールってイメージの 濱田さんですが、 今回は、すごく可愛かったです。 ゴリンジ役の栗原さん。 栗原さんって色々な役にキャスティングされていますが、 私、タイミングが合わず、 彼の舞台を観るの、これが初めてでした お会いできて?嬉しかったわ。 今回は、 男色系の役を、上手に面白く演じられていました。 * 11/24 ブラックコメディ キャスト ブリンズリー・ミラー=荒川務 キャロル・メルケット=濱田めぐみ ミス・ファーニヴァル=はにべあゆみ メルケット大佐=志村要 ハロルド・ゴリンジ=栗原英雄 シュパンツィッヒ=川口啓史 クレア=八重沢真美 ゲオルク・バンベルガー=高橋征郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/27 12:33:33 AM
[芝居・舞台・ミュージカル] カテゴリの最新記事
|
|