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2009/04/26
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カテゴリ:本・マンガ
今日は、1か月程前に読んだ本のことを簡単に。



生物と無生物のあいだ」福岡伸一著


生物と無生物のあいだ



内容(「BOOK」データベースより)

生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?
分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、
目に映る景色をガラリと変える。





この本、非常に面白かったです。

最初、図書館で借りて読んでいたのですが
あまりのおもしろさに、所有欲が出てきて、
思わず購入してしまいましたきらきら



著者・福岡さんの文章の書き方が上手いんだろうと思うんですが、
ページをめくるのももどかしく、ドキドキしながら
読み進めてしまいました。




この本に関して、様々な意見があるようですが、
私としては、ベストセラーになったのも納得の作品だと
思いました。



この本と高校生の時までに出会っていたら、
迷わず、この分野(生物・生命)に進んでいただろうと思います。
元々、興味があった分野だけに、
出会いが遅くて、ちょっと残念かなうっしっし




     *




以下、感じたことを少しだけ。




生物って、
なんて高度で複雑で神秘的なんだろうきらきら

“生きている”って、
なんて「凄い」ことなんだろうきらきら



私の知らない所で、
私の体中の至る所で、
私の細胞たちが絶え間なく「動いて」いる。


昨日の私、
今日の私、
明日の私、

同じ私でありながら、決して同じでない。
常に、新しい私。



生命とは動的平衡にある流れである




     *




また、分子同士の「相補性
ということも心に残りました。




この本では、この「相補性」を
ジクソーパズルに例えて解説していました。


ジクソーパズル=凸凹



細胞分子たちには、ジクソーパズルのように
相補性の法則?があるんだそうです。


彼らには、
自分に欠けたものを埋めて(または、突出したものを納めて)くれる
パートナーが存在し、

それらはお互いを求め合い、出会い、
そして結合する。

その流れ(動き)こそが、
「生命を繋いでいく」支えとなっているんだそうです。




これって、すごくロマンチックだと思いました。
まるで、恋愛みたい。



分子同士でも、こんなやりとりをしているんだから
大本の私自身も、やっぱり、パートナーが必要なんだよって
思ってしまいました目がハート



今の私は、
ジクソーパズルの一辺が欠けた
不安定な状態。



不安定で不完全なまま放置して、
異常化しないようにしなきゃうっしっし




あぁ、私の「相補」的存在は、
どこにいらっしゃるんでしょうか?
これから出会う人?それとも、もう、すでに出会っている人?





相補的結合から構成された分子装置は、
細胞のあらゆる局面に位置し、生命活動を行う



互いにパートナーを求めて、自分の納まるべき
場所に納まる



生命は、その内部に張り巡らされたかたちの相補性に
よって支えられており、その相補性によって、絶え間のない
流れの中の動的な平衡状態を保ちえている





     *




私たちの生命は、時間軸に沿って流れる、
後戻りのできない一方向のプロセスである



生物には時間がある


動的な平衡がもつ、やわらかな適応力と
なめらかな復元力の大きさ





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Last updated  2009/04/27 02:09:56 AM


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