テーマ:劇団四季(528)
カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
今日は、お待ちかね?の
劇団四季「ウィキッド」大阪公演を鑑賞。 このチケットを予約したのは、 まだ社労士の勉強していた頃。(7/25ブログ) もぅ、その時から3ヶ月も経つんですね。 その間に本試験も終わり(8/28ブログ)、 激ハードだった決算も乗り越え(10/9ブログ)、 あんなに長いと感じていた「社労士合格発表」も、 ついに後13日となりました。 さて、この日、何が私を待ちうけているやら。 ウィキッド 劇団四季キャスト盤 * 10/24 マチネ「ウィキッド」 主要キャスト: グリンダ 苫田亜沙子 エルファバ 江畑晶慧 ネッサローズ 山本貴永 モリブル 八重沢真美 フィエロ 北澤裕輔 ボック 金田暢彦 ディラモンド教授 雲田隆弘 オズの魔法使い 栗原英雄 * まずは、 見終わった後の第一声: 良かったぁ~リピ決定 正直、鑑賞するまでは、 東京公演の濱田めぐみさんの印象が強烈すぎて(2007/10/16ブログ)、 江畑エルファバってどうなのかなぁ~と思っていました。 ごめんなさい。素直にあやまります(^_^;) それ位、江畑エルファバ、良かったです。素晴らしい 「エルファバ」という、 不器用で、強情で、けど、人一倍の優しさを持った 難しいキャラクターを、難なく演じておられました。 歌も上手かった~! 彼女から発せられるパワーに、 私の視線は舞台に釘づけになってしまいました。 また、苫田グリンダ。 こちらも、苫田さんご自身が持つ“柔らかな”雰囲気が、 天真爛漫で脳天気なグリンダ役にぴったり。 ただ、心配だったのは、グリンダ役のセリフ。 この役は、脳天気さをかなり出さなきゃいけないから セリフに「裏声」を使ったりしないといけない。 それが、喉を傷めることにならないか心配になってしまいました。 今日も、苫田さんが頑張りすぎて、 セリフの部分で、声が若干かすれていたのが 気になりました。 でも、歌になると、一変。 高音が続く曲を軽々と?歌いあげておられました。 裏声と、歌と、 声を出すところが違うんだなってことがよくわかりました。 でも、頑張りすぎないでくださいね。 そして! 北澤フィエロ。 かっこいい~ フィエロ役は、エルファバに恋していくことで、 その人格が途中で変わります。 前半=遊び人 後半=一途(真面目) この2パターンを演じなくてはいけない。 これを、北澤フィエロは、 顔つき(表情)から変えて演じておられました。 今回は1F前列席でしたので、 その違いをじっくりと観察させて頂きました 彼の心をとらえたエルファバ。 私もエルファバになりたい(笑) * 2幕終盤「FOR GOOD」のシーンでは、 グリンダとエルファバの 二人の友情に今回も涙でした この二人、性格も行動も、ホント正反対。 白と黒。凸と凹。+と-。明と暗。 つまり、相補性の関係。 だから上手くいく。 そんな二人が別れる、このシーンは、 涙なしには見ることができません。 今までお互いを補って 安定していた存在がいなくなる、 その不安、寂しさ。 けれど、その別れがない限り、 それ以上の変化(成長)は望めない。 この舞台でも、 「別れ(痛み・不安)」を乗り越えたグリンダが、 最後、一人の女性として 自分の力・考えで自立していく姿を描いていました。 頼りなかったグリンダ、 最後は、最高にかっこよくて、きれいでした。 「皆に好かれたい」とふわふわしていた時よりも 輝いていました。 もう、自分で「キラキラ・きらきら」って 言わなくてもいいよ(笑) * また、この作品は、 荒れた場をおさめる為に 何か一つ「悪」を見つけて、 そこに憎悪を集中させて“荒れ”を解決する、 という考え方の是非を問うていたと思います。 この舞台で言うと「悪」と決めつけられたのは、 動物たち、そしてエルファバ。 オズ国の人々が、 昨日、ブログに書いた、鳥取環境大学の 小林先生のような人ばっかりだったら、 動物たちも、言葉を奪われることはなかっただろうし、 エルファバも、もう少し楽な生き方ができたかもしれないな、 なんて考えながら、鑑賞を終えました * さ。 次は、いつエメラルドシティーに お出かけしようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/25 01:11:24 AM
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