カテゴリ:本・マンガ
年末・年明から、
「第3四半期決算→来期予算(事業)計画→来期自己目標設定」 とずっと高いハードルが続いてきましたが、 来期自己目標設定の提出が完了し、 ようやく、気を抜いて週末を過ごしています。 現在1月度月次決算の途中ですが まぁ、そんなの毎月のことですし、 先ほどの3つの課題に比べると軽い・軽い。 昨年の私は、この後、更にでっかく むちゃむちゃ気の張る大きな仕事を 抱えていたんですよね。 1年前のことになりますが、よくやったなと思います。 * さて、今日は、 万城目学著「鹿男あをによし」について。 鹿男あをによし 【内容紹介】↑~楽天ブックス・当本紹介ページより~ 「さあ、神無月だ--出番だよ、先生」 神経衰弱と断じられ、大学の研究室を追われた28歳の「おれ」。 失意の彼は、教授の勧めに従って2学期限定で奈良の女子高に赴任する。 ほんの気休め、のはずだった。英気を養って研究室に戻る、はずだった。 あいつが、渋みをきかせた中年男の声で話しかけてくるまでは……。 慣れない土地柄、生意気な女子高生、得体の知れない同僚、さらに鹿… そう、鹿がとんでもないことをしてくれたおかげで、「おれ」の奈良ライフは 気も狂わんばかりに波瀾に満ちた日々になってしまった! 「壮大な構想、緻密な構成、躍動するディテール、ちりばめられたユーモア…。 私にとって、万城目さんの著書は、「鴨川ホルモー」に続いて 2作目(2009/12/12ブログ)。 前作の舞台は、私が大学生の時、 お世話になった?「京都」。 そして今回「鹿男あをによし」の舞台は、 私の故郷「奈良」。 「鴨川ホルモー」の時も、 親近感に心臓がバクバクしたけど 今回は、それ以上の興奮を 頂くことになってしまいました。 だって、だって、だって~!!! 小説の舞台が、私の“庭”ばかりなんですもん。 びっくりするぐらいの“ニワ”。 書かれていた場所が どこもかしこも、子供のころから走りまわっていた場所ばかり。 (※但し、明日香地区は除く) 挿絵に描かれていた、高校なんて 私が通っていた学校かと思う位の酷似さ。 文章から想像しなくても、 小説の舞台が自然に頭に浮かんでくるっていうのは、 ある意味、小説を超えて、 映画や演劇を観ているような感覚ですね。 * 面白さ、リズム感は、 「鴨川ホルモー」に軍配を譲るとしても、 奈良をこよなく?愛する奈良出身者として、 また、現在、遷都1300年祭を開催している奈良を 応援するという意味においても、 私は、「鹿男あをによし」を推薦したいと思います?! 特に小説最後の終わり方が、とっても素敵です。 「私にとっては、はじめてのことだけど それが先生でもいいかなと思います。」 ↑ このセリフに興味をもたれたら、 是非、小説をお読みくださいまし(笑) 歳を重ねるごとに、どこかに置き忘れていた “瑞々しさ”を思い出させてくれるかもしれません。 * 奈良って、同じ古都である“京都”に隠れて、 いっつも地味な存在。 でもその代わり、京都にはない“素朴さ”が 街並みのあちらこちらに残っております。 の~んびりと頑張っていますので 都会の生活に疲れた時、一服しに遊びに来てください。 せんとくんもお待ちしております。 【奈良みやげ】旅行に持っていきたいね♪せんとくん フェイスタオル(寝そべる♪) 平城遷都1300年祭 HP (平城宮跡会場は4/24~11/7) って、今日は奈良の宣伝になってしまいました<(_ _)> 追:さすがに私、マイシカは持っておりません(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/06 06:24:18 PM
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