ひとりごと♪

今日（７日）は、現在、松竹系映画館で上映されている、

ニューヨークメトロポリタン・オペラ
ＭＥＴライブビューイング2009-10
「ビゼー<カルメン>」について。




まずは、ＭＥＴライブビューイング概要から。

【ＭＥＴライブビューイング2009-10概要】～リーフレットから～

世界最高峰のオペラハウス、ＮＹメトロポリタン歌劇場（ＭＥＴ）の
最新オペラ公演を全世界９００ヶ所以上の映画館で上映。
豪華キャストによる名作オペラを、２０台以上のカメラで
ダイナミックに撮影し、5.1chサラウンド＋ＨＤ映像で上映。


シリーズ全９作。

昨年１１月から、シリーズ上映が始まり、
現在「カルメン」で６作目。



本当は、もっと早く観に行きたかったんですが、
決算などが重なって時間が全く取れず、

今作品が、私にとって
初のＭＥＴライブビューイング鑑賞となりました。




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鑑賞料・１作品につき3,500円。


微妙な値段ではありますが、
今回の「カルメン」、十分満足できました



大好きな４幕が終わった後、思わず
スタンディングしそうになってしまいました



胸一杯。



生で観に行った時と比べて
臨場感・一体感には、かなり欠けますが、

生では観ることのできない、
舞台裏の様子、インタビュー、
そして、ディーバたちのアップ映像は、
貴重だなぁと思いました。




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今回、カルメンを演じた
エリーナ・ガランチャさん。


かなりハマっていました。


彼女は、カルメンを演じる為に生れてきたんじゃないかと
思う位、合っていました。


私がこれまでに見たカルメンの中で
一番、ぴったりだったんじゃないかな。
彼女のカルメンが観れて、本当に良かった～


妖艶で、奔放で、勝気で、魔性。


かっこよすぎる！
私も、エリーナ・カルメンのような熱い生き方をしてみたくなりました。


後先考えず、その時の、今一瞬の恋だけを見つめて
まっしぐら。


彼女に触れたら
本当に火傷してしまいそう。情熱の塊。


私も男性だったら、
危険なことは百も承知で、
彼女演じるカルメンの虜になっていたと思います。


彼女とともに、
燃えて・燃え尽きて、
全て失っても後悔はしないような気がする。


彼女が演じているカルメンのＤＶＤが
発売されているんであれば、高くてもいいから買いたい、
そう思わせてくれる舞台でした。




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また、今回のカルメン、
新演出ということでしたが、こちらも素晴らしかったです。


ディーバのダンス、セット、舞台デザイン、
前奏の間のバレエなど
これまでにない斬新なパターンで演出されていました。


また、カルメンの衣装デザインも、１～４幕とも、
非常に完成度の高いものでした。


いいね～。




しかし、「カルメン」、
何度見ても３幕があんまり好きになれないんです。

新演出ということで、ちょっと期待したけど、
今回もやっぱり駄目でした。


舞台デザインの色も、
メロディも全体的に暗い。
私のなかで、ダレる幕です。
もちょっと、はしょって短くしてくれてもいい位、退屈。




でも、それが終わると、大好きな４幕がやってきます。

エスカミーリョの入場、
嫉妬に狂ったホセと先を見ているカルメンとの駆け引き。


音楽も豪快で素晴らしいし、衣装も豪華。
ドキドキしちゃう。


今回急遽登板となった
エスカミーリョのテディー・タフ・ローズさん。

長身なので、闘牛士の正装をして出てきた時は、
私まで「きゃぁ～」って叫びそうになってしまいました




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とまぁ、色々と書いてきましたが、
最終的にまとめさせていただくと、



「さすがメトロポリタン！！！」




ＭＥＴライブビューイング　公式ＨＰ