カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
今日は、映画館に先日観に行ってきた
「アイーダ」2003年リセウ大劇場~WORLD CLASSICS@CINEMA~について。 * 最近、映画館でオペラやバレエを観るっていうの はやっているのかな? 今回のWORLD CLASSICS@CINEMAは、 先日のアメリカ・METライブビューイング2009-10に続いて?(2/8ブログ)、 ヨーロッパで2003年~2009年に上演されたオペラやバレエ計8演目を 映画館で順次上映するという企画です。 * 「AIDA」2003年リセウ大劇場(スペイン・バルセロナ) 【主なキャスト】 ダニエラ・デッシー Daniela Dessì (アイーダ) ファビオ・アルミリアート Fabio Armiliato (ラダメス) ステファノ・パラッチ Stefano Palatchi (エジプト国王) エリザベッタ・フィオリッロ Elisabetta Fiorillo (アムネリス) ロベルト・スカンディウィッツィ Roberto Scandiuzzi(ランフィス) ファン・ポンス Juan Pons(アモナズロ) う~ん、これは良かった 今までにも何度か、AIDAを観てきましたが、 今回のキャスト&セットが一番良かったです これは是非生で観たかったと思わせてくれる素晴らしい仕上がり。 本当に贅沢な時間でした 特に素晴らしかったのが、 ダニエラ・デッシー (アイーダ) ファビオ・アルミリアート (ラダメス) のお二人でした。 歌唱力も、演技力も、そしてビジュアル面においても、 かなり高レベルだったと思います。 【送料無料】ラヴ・デュエット ダニエラ・デッシー/ファビオ・アルミリアート 【CD】 このお二人、公私ともにパートナーなんですね。 なんかそれが納得の演技でした。 アイーダの、祖国と恋人の間で揺れ動く気持ち、 ラメダスのアイーダを想う気持ちが、 痛いぐらい伝わってきました。 歌に二人の気持ちが入っていました。 それが、観ているこちらまでガンガン伝わってきました。 また、今回のアムネリス役・エリザベッタ・フィオリッロさんも いい演技でしたね~。 高慢さ・意地悪さ・我儘具合が本当によく出ていました。 ただ、今回のアムネリスの衣装は、 考えなおしても良かったかも。 ちょっと凹凸がなさすぎて笑ってしまいました 今回の舞台で感じたのは、 オペラって「歌唱力」だけでなくて 「演技力」も大切なんだなぁってこと。 いい勉強をさせていただきました。 * また、セットも驚きでしたね。 客席から見ると、立体感があり、奥行きがあり さぞかし壮大で立派な装置なのかと思いきや、 この豪華なセットは、ただの絵の連なりだったんですね。 ジブリの背景と同じ仕組み。 METの時のように、舞台裏を詳しく見せてくれないのが とても残念なのですが、 でも、ちらっと映してくれた映像で、セットの仕掛けが分かりました。 第3幕のシーンも新鮮でした。 イシスの神殿が、劇場向かって右手に置かれているのを 初めて観ました。 私がこれまでに観たのは、たいがい、正面に置かれていましたから。 * ヴェルディの音楽、2幕のバレエは もちろんのこと素晴らしくて、 やっぱり「アイーダ」はいいオペラだと再認識して 映画館を後にしました。 満足。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/15 12:09:53 AM
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