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2010/05/02
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カテゴリ:本・マンガ
今日は、
酒井譲著“「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
について。



「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者が、
注目企業での実務経験に基づいて、人材育成プログラムの論理的な背景と、
プログラム導入の実践上のポイントを概説。IT系ベンチャー企業の
フリービット株式会社で、著者が実践し、注目を集める育成プログラムを初公開。





      *




この本、図書館に予約していたんだけど、
そのきっかけを忘れちゃった。


誰かが推薦していたのかな?



まぁ、何れにせよ、
今回の私自身の業務替え(人事チームに異動)が
この本を読むきっかけになったということは
間違えないですね。




      *




【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 何のために育てるのか─人材育成の目的
第2章 誰を育てるのか─育成ターゲットの選定
第3章 いつ育てるのか─タイミングを外さない育成
第4章 どうやって育てるのか─育成プログラムの設計思想
第5章 誰が育てるのか─人材育成の責任
第6章 教育効果をどのように測定するか
第7章 育成プログラムの具体例



目次を見てもわかるように、
5W1H(4W1H?)にそって、
きっちりと書かれている著書。


育てられる側として、
育てる側として、
両方の面から勉強になりました。



どこまで実践できるかわかりませんが、
しっかりと心に刻んでおきたいと思います。




      *




この本の中でどの章にも繰り返し書かれていたのが
「経験」の大切さ。



座学だけでは真の実力はつかなくて、
「経験」を積んでこそ、太い幹になる。



経験のなかでも特に「修羅場」体験がいいそう(笑)


そりゃそうですよね。

誰かの補佐だけをしていたら、
いつまでたっても大きく成長しない。


ある程度、育ってきたら、

立ち向かってくる雨風を
自分の全身で受けてこそ、
責任感も出てくるってことですね。

(もちろん、放置はいけません)




      *




その他、印象に残った点を以下に。



・これからの人材育成の実務は、「研修のデザイン」ではなくて、
「経験のデザイン」という方向に向かう。
下矢印
実質的に「人材の現場への放置」を意味してきた
OJTの時代も終わり。

勝ち癖をつける(バックワード・チェイニング)方式が
効果的。



・グローバル化によってもたらされるもの。
軽易~平均的な職務分野が、海外にアウトソースされる。
下矢印
この位置(平均付近以下の職務能力)にいる人材たちは、
仕事が海外に出て行ってしまう為、

1.勝ち組の道を目指す道、
2.キャリアを追い求める道を諦め、
自分の能力以下の仕事に甘んじる道(貧困)を選ぶしかなくなる

すべての日本人がグローバルな人材市場に投げだされようとしている現在、
きちんとした人材育成を打ち出せない日本企業は、
従業員の多くを路頭に迷わせることになる




・欧米企業が人材育成にかけている時間と予算は、
日本企業の比ではない




・組織は、
積極的学習者(組織全体の10%程度)
消極的学習者(組織全体の60%程度)
学習否定者(組織全体の30%程度)
という3つのグループに分かれると言われる。




・「伸びる人材の共通点」
素直であること
好奇心旺盛であること
忍耐力があり、あきらめないこと
準備を怠らないこと
几帳面であること
気配りができること
夢を持ち、目標を高く設定することができること




・成長速度を決める「顧客志向の信念」
1.顧客を大事にする欲求
2.顧客ニーズを読み取ろうとする欲求
3.個人的な関係を築こうとする欲求
4.求められるサービスを提供しようとする欲求
下矢印
「利他的な信念」




・経営の近くに行ける人材は、物事を自分の頭で
 考えることができる人材(つまり、孤独に耐えられること)
・問題意識を持ち、自分で調べられること
・他人が笑って許してくれる弱点を持つこと





・退職していく人材は、自社の「卒業生」である
→卒業生としてフォローしている会社:楽天、リクルート、マッキンゼーなど



この考え方、素敵だなぁ~と思いました。

辞めたら終わりって考え方は、古い。

卒業生に好かれてこそ、
紹介客も増えるってことですね。


また、卒業生を積極的に?再雇用するという視点も
持つようにとのこと。





脱皮できない蛇は滅びる
下矢印
脱皮は、それまでのぬくぬくとした安定状態から
抜け出すということ。
新しい自分になるという恐怖がついてまわる。
高リスク。
しかし、変化の結果として得られるモノに「希少性」が
生まれる可能性がある。
マジョリティでは、埋もれていく。




マジョリティからの脱却、かぁ。

そういや、先日読んだ、
内藤誼人著「ズルい奴ほど成功する!」(4/29ブログ)にも
“「その他大勢」から抜け出せ”って書かれていましたね。





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Last updated  2010/05/05 12:41:34 AM


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