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2010/08/26
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カテゴリ:自己啓発
今年は試験終了後の某巨大掲示板、
盛り上がり?に凄く欠けますね~


昨年は、合否発表までずっと、多くの書き込みがあったのに
今年は皆、静観していますね。

意外と出来ている人が多いのかも。。。orz


     *


さて、昨年の今頃は燃え尽きていた為、
試験のことをほとんどUPできませんでしたが、

今年は、折角ですから、
試験中に感じたことを少し書き綴ってみようと思います。



今日は、午前・選択編。


*試験を受けておられない方には
 意味不明だと思われるので、読み飛ばしください。



     *



10:30になりました。
始めてください



この試験官の声で、
私にとって2回目となる社労士試験の幕が切って落とされた。


深呼吸一つした後、
目の前に置かれた“選択式試験問題”の表紙をめくる。



私の場合、午後・択一は、どんな問題を出されても
ある程度の点は取れるという不確かな自信?があったので、
とにかく、この最大の鬼門・午前をクリアしなければならない。


緊張。



まず最初に
ざっと全科目の問題を確認する。



労安=今まで一度も見たことのない判例からの出題・難しそう
労災=目的条文などからの出題・出来そう
雇用=目的条文などからの出題・出来そう

労一=男女雇用機会均等対策基本方針!からの出題・微妙
社一=確定拠出年金関連の出題・出来そう
健保=任継関連の出題・出来そう
厚年=在職老齢年金からの出題・出来そう


そして・・・最後の科目・・・
最後のページ・・・


国年=・・・・・・・・


・・・



や、やられた~・・・orz

問題を観た途端、茫然自失。
一番苦手な所が出題されている。しかも数字ばかり・・・



・・・


・・・


・・・


慄く精神状態を回復するのに数分要。



はっと我に返って、気を取り直す。
そして問題を解く順番を考える。


できそうな問題はさっさと前半で解いてしまって、
残り時間、やばそうな科目にじっくり取りかかろう作戦で、
考えた順番は、これ。


労災→雇用→労一→社一→健保→厚年
残る労安と国年。これらどちらを先に解くかは途中で考えよう。



     *



実際に解いた感想(解いた順)

<労災>3点
・目的条文から2問。
 ここは楽々クリア。

・派遣労働者の業務災害認定関係から3問。
 初めて見る文章で一瞬ドキリとする。
 しかしよく見ると、Cの部分(派遣元)は推測でも解けた。
 これで基準点クリアできたと考え、さっさと次の科目へ。

下矢印

<雇用>5点

・目的条文から2問。
 直前に各法律の目的条文を全部見ていたので自信あり。

・基本手当の受給期間から3問。
 あまりにも基本問題なので、ちょっと面食らう。
 逆にどこかに落とし穴(引っかけ問題)があるんじゃないかと
 勘ぐったが、素直に解答。正解。
 
下矢印

<労一>3点

昨年、沈んでしまった科目なので、解く前から緊張。
ここを落すと、まず救済が入らないので、失敗が許されない。

出されていた問いは、男女雇用機会均等法の条文からではなく、
基本方針からの出題。
見たことのない文章。落ち着け、と言い聞かせる。


A:「高齢化」は、すぐに分かった。自信あり。
B:「母性」は、前日に解いた問題で同じような文章にあたったような気がする。
  多分、これで間違いないだろう。
C:「雇用環境」。文章の前後を読むと、これしかない。自信あり。
D:直感で「雇用管理」だと思ったが、ひとまず飛ばす。
E:直感で「間接差別」だと思ったが、後の文章に妊娠、出産と出てきたので
  考えて「家庭」に変える。
D:Eで「間接差別」を使用しなかったので、直感を無視してこちらに
  「間接差別」を当てはめる。この言葉をここに入れると文章の流れが悪くなるけれど
  EDのどちらかに絶対に「間接差別」が入ると思ったので、こちらにマーク。

結果的には、DEとも直感が当たっていて、
考えすぎて3点しか取れなかった。

折角、前日に男女雇用機会に関する問題を解いていて、
「間接差別」がキーとなる言葉だと頭に入れていたのに。
どうせだったら、EDに「間接差別」をダブルマークをしておけば、
よかったな。そうすれば4点確保できた。

下矢印

<社一>4点

確定拠出(個人型年金)からの出題。
A:「60歳未満」。ここは簡単。自信あり。
B:前日と直前に企業型年金の流れを見ていたのに、
  個人型を確認していなかった。焦る。よって「個人型個人別資産管理機関」と
  「個人型記録関連運営管理機関」のどちらかで随分悩んだが、最後の文章で
  “支給の請求は”という文言があったので「記録関連」が正解だと判断。
C:「脱退一時金」。ここは簡単。自信あり。
D:初めて見る問い。さっぱりわからん。しかし通算拠出期間前1年は
  長すぎるだろうということで「1ヶ月以上3年」を選択。正解!
E:初見の問い。わかりまへん。適当に「10万円」を選ぶ。間違い。

下矢印

<健保>3点

A~C:基本問題。さくさく解答。ありがとう問題。これで基準点確保。
D:初見の問題。しかしA~Cが取れている自信があったので
  気楽に解く。間違い。
E:ここも今まで問われたことが無い角度からの問題。
  自分が任継だった時を思い出す。あの時は、社会保険事務所(当時)に直接
  返却したなぁ。。。う~ん、う~ん。う~ん。
  ・・・結局「日本年金機構を経由して」を選ぶ。間違える。
  試験後落ち着いて考えたら「直接」という言葉が出てきていたんだから、
  8番「直接全国健康保険協会」を選ぶべきだったなぁと後悔。
  しかし、あの時は時間との戦いなので、そこまで深く考えられなかった。

下矢印

<厚年>4点

A:60歳前半の在老の計算問題。ここは簡単。サクサク解く。
B:雇用保険・高年齢雇用継続基本給付金受給に絡む支給停止の計算問題。
  一瞬、ウっとなったが、6/100が頭の中に直ぐに出てきたので、
  計算し始める。
  しかし、最初、年金支給月額(つまりA)に6/100を掛けていて
  選択肢に答えが無くて焦る。。。どうしたもんだか。。。
  とりあえず答えを出さずに先に進む。
C:初見の問題。でも、候補となる4肢を確認すると、
  どう考えても、9番「速やかに支給停止事由該当届を日本年金機構に」しか
  当てはまらないので、この肢を選ぶ。正解。
D:一瞬、60台前半と勘違いして解答がなくて焦ったけど、
  落ち着いて考えたら、20番「昭和36年4月2日以後」しか当てはまらない。
  正解。
E:A・C・Dで正答を選んだ自信があったので、時間との戦いで適当に?16番を
  選択。間違い。
B:先程、解答出来ていなかった計算問題に戻る。
  よくよく考えると6/100を掛ける相手は、年金月額ではなくて
  標準報酬月額だったことを思い出す。標準報酬月額もちゃんと61%未満に
  なっていて、6/100をそのままかけたらいいだけだ。よし、今度は
  解答肢に計算結果がある!
  ありがとう、年金アドバイザー3級試験。あの時に計算練習していたから
  ここにつながった♪

下矢印

<国年>2点

労安とどちらを先にするか悩んだが、
先に嫌なほうを片付けることにした。


TACの模試でバッチリ出題されていたなぁ、ここ。
復習2回したけど、まさか出されるとは思っていなくて
「17年」「1.7」「2.2」という断片的な記憶しか
頭の中に残っていない。。。


あの時、模試を受けた人、ここちゃんと
出来ているんだろうなぁ~。


私のバカ。なんでもっとしっかり確認しておかなかったのと
後悔しても後の祭り。。。



仕方ない、その断片的記憶で問題を解くしかない。

A:12年~14年累積という言葉に悩んだ。
  TACの時は17年だったような気がした。
  う~ん、う~ん。
  ここで冷静になれば良かった。
  「1.7」という断片的記憶が残っていたのだから
  この数字を素直に選んでおけば良かった。考えすぎて結局、
  「1.5」を選ぶ。あぁ~。ああいう時に、いかに冷静になれるかが
  合否を分けるのね。私にはそれが足りない。
B:ここは間違いない。平成17年だ。答えは1番「17」だ。よし!
  ただ・・・前にも書いたけど(8/24ブログ
  ここを解いている時、冷静さにもの凄く欠けていたから、
  マークミスをしていないかかなり心配。間違って17番を選んでいませんように。
C:全くわかりません。とりあえず絶対に違うと思うけど、断片的記憶の「2.2」を
  入れておく。間違い。
D:物価上昇率と物価下落率で悩む。冷静に文章を読めば、また、改定率などを
  思い出せば「物価下落率」を選べたはずなのに、何を思ったか「物価上昇率」を
  選んでしまう。私のバカ。保険料改定率と間違えてるんじゃないよ。
E:あぁ、ここは多分「2.2」のはず。正解。


ここまで解いて、時計を見る。
思いのほか、時間が経っている。
まだ労安を解いていない。

国年、3点は難しいかもしれないけれど、
とりあえず2点は確保できたと思う。
こういった問題が出されたら、今までは救済が入っていたから
とりあえず、最後の労安へ進もう。

下矢印

<労安>5点

A・B:初めて見る判例問題。ただし、ここは文章の流れから推測して
  これしかないだろうという言葉が選択肢の中にあったのでマーク。正解。
C:ここは難しかった。大げさだとは思ったが「公序に反するもの」が
  他の選択肢よりもマシなような気がしてマーク。「信義に反するもの」は
  労働契約法ちっくだし、「権利の濫用」もおかしいし、「不法行為」は
  行きすぎだし・・・ということで正解。
  この問題、かなり正解率が悪かったみたい。
D・E:安全衛生法の特徴ある条文からの出題。あまりにも特徴ある条文だったので
  勉強している時から凄く印象に残っていた。「突起物」「展示」自信を
  持って解答。正解。ありがとう問題。


最初、問題を見た時は手ごわそうと思ったけど、
結局、労安は大したことなかった。



     *



残された時間で見直しにかかる。
いつも以上に見直しの時間が少ない。
それだけ、問題を解いている時、色々考えたってことだ。


結局、どの問題も書き直さずに見直しを終え、
試験終了3分前に鉛筆を置く。




11:50になりました。
終了してください。




試験官のこの声によって、
私の2回目の午前・選択式試験問題の幕が下りた。



国年が出来なかったことに、ずずずずど~ん。。。ショック
どどどよ~ん。


はぁ。



と、落ち込んだまま昼休みに突入するのでした。



長くなりましたので
今日はここまで。続きはまた明日。





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Last updated  2010/08/27 01:14:44 AM
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