カテゴリ:自己啓発
今年は試験終了後の某巨大掲示板、
盛り上がり?に凄く欠けますね~ 昨年は、合否発表までずっと、多くの書き込みがあったのに 今年は皆、静観していますね。 意外と出来ている人が多いのかも。。。orz * さて、昨年の今頃は燃え尽きていた為、 試験のことをほとんどUPできませんでしたが、 今年は、折角ですから、 試験中に感じたことを少し書き綴ってみようと思います。 今日は、午前・選択編。 *試験を受けておられない方には 意味不明だと思われるので、読み飛ばしください。 * 「10:30になりました。 始めてください」 この試験官の声で、 私にとって2回目となる社労士試験の幕が切って落とされた。 深呼吸一つした後、 目の前に置かれた“選択式試験問題”の表紙をめくる。 私の場合、午後・択一は、どんな問題を出されても ある程度の点は取れるという不確かな自信?があったので、 とにかく、この最大の鬼門・午前をクリアしなければならない。 緊張。 まず最初に ざっと全科目の問題を確認する。 労安=今まで一度も見たことのない判例からの出題・難しそう 労災=目的条文などからの出題・出来そう 雇用=目的条文などからの出題・出来そう 労一=男女雇用機会均等対策基本方針!からの出題・微妙 社一=確定拠出年金関連の出題・出来そう 健保=任継関連の出題・出来そう 厚年=在職老齢年金からの出題・出来そう そして・・・最後の科目・・・ 最後のページ・・・ 国年=・・・・・・・・ ・・・ や、やられた~・・・orz 問題を観た途端、茫然自失。 一番苦手な所が出題されている。しかも数字ばかり・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 慄く精神状態を回復するのに数分要。 はっと我に返って、気を取り直す。 そして問題を解く順番を考える。 できそうな問題はさっさと前半で解いてしまって、 残り時間、やばそうな科目にじっくり取りかかろう作戦で、 考えた順番は、これ。 労災→雇用→労一→社一→健保→厚年 残る労安と国年。これらどちらを先に解くかは途中で考えよう。 * 実際に解いた感想(解いた順) <労災>3点 ・目的条文から2問。 ここは楽々クリア。 ・派遣労働者の業務災害認定関係から3問。 初めて見る文章で一瞬ドキリとする。 しかしよく見ると、Cの部分(派遣元)は推測でも解けた。 これで基準点クリアできたと考え、さっさと次の科目へ。 <雇用>5点 ・目的条文から2問。 直前に各法律の目的条文を全部見ていたので自信あり。 ・基本手当の受給期間から3問。 あまりにも基本問題なので、ちょっと面食らう。 逆にどこかに落とし穴(引っかけ問題)があるんじゃないかと 勘ぐったが、素直に解答。正解。 <労一>3点 昨年、沈んでしまった科目なので、解く前から緊張。 ここを落すと、まず救済が入らないので、失敗が許されない。 出されていた問いは、男女雇用機会均等法の条文からではなく、 基本方針からの出題。 見たことのない文章。落ち着け、と言い聞かせる。 A:「高齢化」は、すぐに分かった。自信あり。 B:「母性」は、前日に解いた問題で同じような文章にあたったような気がする。 多分、これで間違いないだろう。 C:「雇用環境」。文章の前後を読むと、これしかない。自信あり。 D:直感で「雇用管理」だと思ったが、ひとまず飛ばす。 E:直感で「間接差別」だと思ったが、後の文章に妊娠、出産と出てきたので 考えて「家庭」に変える。 D:Eで「間接差別」を使用しなかったので、直感を無視してこちらに 「間接差別」を当てはめる。この言葉をここに入れると文章の流れが悪くなるけれど EDのどちらかに絶対に「間接差別」が入ると思ったので、こちらにマーク。 結果的には、DEとも直感が当たっていて、 考えすぎて3点しか取れなかった。 折角、前日に男女雇用機会に関する問題を解いていて、 「間接差別」がキーとなる言葉だと頭に入れていたのに。 どうせだったら、EDに「間接差別」をダブルマークをしておけば、 よかったな。そうすれば4点確保できた。 <社一>4点 確定拠出(個人型年金)からの出題。 A:「60歳未満」。ここは簡単。自信あり。 B:前日と直前に企業型年金の流れを見ていたのに、 個人型を確認していなかった。焦る。よって「個人型個人別資産管理機関」と 「個人型記録関連運営管理機関」のどちらかで随分悩んだが、最後の文章で “支給の請求は”という文言があったので「記録関連」が正解だと判断。 C:「脱退一時金」。ここは簡単。自信あり。 D:初めて見る問い。さっぱりわからん。しかし通算拠出期間前1年は 長すぎるだろうということで「1ヶ月以上3年」を選択。正解! E:初見の問い。わかりまへん。適当に「10万円」を選ぶ。間違い。 <健保>3点 A~C:基本問題。さくさく解答。ありがとう問題。これで基準点確保。 D:初見の問題。しかしA~Cが取れている自信があったので 気楽に解く。間違い。 E:ここも今まで問われたことが無い角度からの問題。 自分が任継だった時を思い出す。あの時は、社会保険事務所(当時)に直接 返却したなぁ。。。う~ん、う~ん。う~ん。 ・・・結局「日本年金機構を経由して」を選ぶ。間違える。 試験後落ち着いて考えたら「直接」という言葉が出てきていたんだから、 8番「直接全国健康保険協会」を選ぶべきだったなぁと後悔。 しかし、あの時は時間との戦いなので、そこまで深く考えられなかった。 <厚年>4点 A:60歳前半の在老の計算問題。ここは簡単。サクサク解く。 B:雇用保険・高年齢雇用継続基本給付金受給に絡む支給停止の計算問題。 一瞬、ウっとなったが、6/100が頭の中に直ぐに出てきたので、 計算し始める。 しかし、最初、年金支給月額(つまりA)に6/100を掛けていて 選択肢に答えが無くて焦る。。。どうしたもんだか。。。 とりあえず答えを出さずに先に進む。 C:初見の問題。でも、候補となる4肢を確認すると、 どう考えても、9番「速やかに支給停止事由該当届を日本年金機構に」しか 当てはまらないので、この肢を選ぶ。正解。 D:一瞬、60台前半と勘違いして解答がなくて焦ったけど、 落ち着いて考えたら、20番「昭和36年4月2日以後」しか当てはまらない。 正解。 E:A・C・Dで正答を選んだ自信があったので、時間との戦いで適当に?16番を 選択。間違い。 B:先程、解答出来ていなかった計算問題に戻る。 よくよく考えると6/100を掛ける相手は、年金月額ではなくて 標準報酬月額だったことを思い出す。標準報酬月額もちゃんと61%未満に なっていて、6/100をそのままかけたらいいだけだ。よし、今度は 解答肢に計算結果がある! ありがとう、年金アドバイザー3級試験。あの時に計算練習していたから ここにつながった♪ <国年>2点 労安とどちらを先にするか悩んだが、 先に嫌なほうを片付けることにした。 TACの模試でバッチリ出題されていたなぁ、ここ。 復習2回したけど、まさか出されるとは思っていなくて 「17年」「1.7」「2.2」という断片的な記憶しか 頭の中に残っていない。。。 あの時、模試を受けた人、ここちゃんと 出来ているんだろうなぁ~。 私のバカ。なんでもっとしっかり確認しておかなかったのと 後悔しても後の祭り。。。 仕方ない、その断片的記憶で問題を解くしかない。 A:12年~14年累積という言葉に悩んだ。 TACの時は17年だったような気がした。 う~ん、う~ん。 ここで冷静になれば良かった。 「1.7」という断片的記憶が残っていたのだから この数字を素直に選んでおけば良かった。考えすぎて結局、 「1.5」を選ぶ。あぁ~。ああいう時に、いかに冷静になれるかが 合否を分けるのね。私にはそれが足りない。 B:ここは間違いない。平成17年だ。答えは1番「17」だ。よし! ただ・・・前にも書いたけど(8/24ブログ) ここを解いている時、冷静さにもの凄く欠けていたから、 マークミスをしていないかかなり心配。間違って17番を選んでいませんように。 C:全くわかりません。とりあえず絶対に違うと思うけど、断片的記憶の「2.2」を 入れておく。間違い。 D:物価上昇率と物価下落率で悩む。冷静に文章を読めば、また、改定率などを 思い出せば「物価下落率」を選べたはずなのに、何を思ったか「物価上昇率」を 選んでしまう。私のバカ。保険料改定率と間違えてるんじゃないよ。 E:あぁ、ここは多分「2.2」のはず。正解。 ここまで解いて、時計を見る。 思いのほか、時間が経っている。 まだ労安を解いていない。 国年、3点は難しいかもしれないけれど、 とりあえず2点は確保できたと思う。 こういった問題が出されたら、今までは救済が入っていたから とりあえず、最後の労安へ進もう。 <労安>5点 A・B:初めて見る判例問題。ただし、ここは文章の流れから推測して これしかないだろうという言葉が選択肢の中にあったのでマーク。正解。 C:ここは難しかった。大げさだとは思ったが「公序に反するもの」が 他の選択肢よりもマシなような気がしてマーク。「信義に反するもの」は 労働契約法ちっくだし、「権利の濫用」もおかしいし、「不法行為」は 行きすぎだし・・・ということで正解。 この問題、かなり正解率が悪かったみたい。 D・E:安全衛生法の特徴ある条文からの出題。あまりにも特徴ある条文だったので 勉強している時から凄く印象に残っていた。「突起物」「展示」自信を 持って解答。正解。ありがとう問題。 最初、問題を見た時は手ごわそうと思ったけど、 結局、労安は大したことなかった。 * 残された時間で見直しにかかる。 いつも以上に見直しの時間が少ない。 それだけ、問題を解いている時、色々考えたってことだ。 結局、どの問題も書き直さずに見直しを終え、 試験終了3分前に鉛筆を置く。 「11:50になりました。 終了してください。」 試験官のこの声によって、 私の2回目の午前・選択式試験問題の幕が下りた。 国年が出来なかったことに、ずずずずど~ん。。。 どどどよ~ん。 はぁ。 と、落ち込んだまま昼休みに突入するのでした。 長くなりましたので 今日はここまで。続きはまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/27 01:14:44 AM
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