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2010/10/10
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今日は、両親と
兵庫県立芸術文化センターで公演された、

広上淳一/京都市交響楽団「オーケストラで描くヒーローたち」

に行ってきました。



まずは、このコンサートのプログラムを。

第1部:大河ドラマ主題歌より

・「龍馬伝」 (H22年 作曲:佐藤直紀)
・「赤穂浪士」 (S39年 作曲:芥川也寸志)
・「花神」 (S52年 作曲:林光)
・「翔ぶが如く」 (H2年 作曲:一柳慧)
・「風林火山」 (H19年 作曲:千住明)
・「利家とまつ」 (H14年 作曲:渡辺俊幸)
・「篤姫」 (H20年 作曲:吉俣良)
・「天地人」 (H21年 作曲:大島ミチル)


第2部

・序曲「レオノーレ」第3番op.72b
・交響曲第5番ハ短調「運命」op.67




アンコール

寅さんテーマ曲




     *




まず第1部について。


ほとんどテレビを見ない私ですが、
大河ドラマだけは、小さい頃から親の影響を受け、
割と続けて見ています。


見続けていて、いつも思うのが
大河ドラマの主題歌(テーマソング)って、
すごく良い曲が多いなぁ~ってこと。


その曲たちが一部とはいえ、
オーケストラで生で聴けるってことになったら、
もう、コンサートに行くしかないでしょ歩く人



特選 大河ドラマ名曲集 幕末・維新編 戦国時代編


今日、演奏してくださったのは、
大河ドラマ歴代全49作品の中から
選ばれた8曲。


その中には、
初めて聞く曲も半分位ありましたが、

それでも、やっぱり素晴しいきらきら


何が素晴しいかって、
どの曲も豪華なんですよね。



この「豪華」さって、一体、どういう所から来ているんだろうと
思っていたのですが、

今日、各曲の解説を聞いて、
それが少し分かったような気がしました。



1年間という長い長いストーリーを、作曲家さんたちが、
「2分程度の短い曲にグッと凝縮して表現しているから」、
だったんですね。


1年分の想いを、2分に込める。


そりゃ、濃く・豪華にもなりますね。




8曲の中で一番良かったのが、
「天地人」。

勇ましくて、そして、優しくて。
直江兼続の性格そのままを表現しているかのようでした。



次が、「風林火山」。

この年、ちょうどドラマを見ていなくて、
今日、この曲を初めて聴いたのですが、
素晴しい曲でしたね~。


指揮者の広上さんもおっしゃっていたのですが、
絶妙なタイミングで、色々な音が曲の中に
エッセンスとして加わっていて、
聞いている方は、ドキドキさせられるんです。


また、壮大な雰囲気も持っていて、
聞いているだけで、大きな気持ちになれました。




今年放送の「龍馬伝」も、もちろん素晴かったです。


「篤姫」のテーマソングは、
ドラマを見ているときには、あまり気にしたことが無かったんですが、
こうやって他の曲と比べてみると、
すごく柔らかな旋律だったことが、良く分かりました。


そして「翔ぶが如く」。
この曲も、初めて聞いたのですが、すごく珍しい旋律で、
ちょっとびっくりでした。
ドラマの「波乱万丈」さを、
音楽で見事に表現されていました。




     *




続いて、第2部。



こちらも、第1部に引き続き、
素晴しかったきらきら


難聴という“運命”に打ち勝った、
ベートヴェンの強靭な精神力が、
私たち鑑賞者の心に強烈に響いてきました。


強い。

曲が強い。


「運命」、

やっぱり名曲ですね。


CDで聞いているよりも、
直球で身体に作曲者のメッセージが伝わってきました。


ちょっとしたことで、ヘコタレテはいけません、
私たちには力があるんです、って

教え諭されているかのような
熱い曲、熱い演奏、熱い指揮でした。



最後は、鳥肌が立ちました。
興奮しました。



この先、自分自身にパワーが欲しくなったら、
この「運命」を聞こうと思います。




     *




しかし、
曲には、作曲者の性格が出てきますね。

第9もそうですが、
ベートーヴェンの曲は、ごつい。


柔らかい旋律の中にも、
頑とした“芯”が感じられるんです。


モーツァルトとは正反対(笑)



マーラー / 交響曲第4番、他 広上淳一&ロイヤル・フィル 【CD】



追:

今日、初めて知ったんですが、

「運命」の有名な冒頭の旋律は、
“運命”が扉をたたいている音だったんですね。

プログラム解説によると
ベートーヴェンは、この旋律を指して、
「運命はこのように扉をたたく」と言ったそうです。

そうやって聞くと、本当に扉を叩いている音に
聞こえてきました。





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Last updated  2010/10/24 02:14:25 AM


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