テーマ:今日見た舞台(965)
カテゴリ:芝居・舞台・ミュージカル
かっこいいDVDを観ました。
「カルメン・フラメンコ」 ラファエル・アギラル・スペイン舞踊団 ~2002年9月 ハンブルグ国立歌劇場での公演を収録したもの~ 【送料無料】 DVD/クラシックその他/カルメン・フラメンコ/WPBS-95033 このDVD、フラメンコ好きには、 たまりませんなぁ~。 139分間、ずっとドキドキしながら 観てしまいました。 あの「カルメン」の情熱的なストーリーが、 フラメンコを中心とした舞踊によって より濃く表現されていました かっこよすぎる。 ステキすぎる。 素晴らしすぎる。 あの燃えたぎる熱情を その場で感じることができた、 観客の方々が本当にうらやましいです。 フラメンコって、上っ面の感情じゃなくって、 人の心の核となる部分が、 思いっきり表現されている舞踊だと思うので、 実際に観る方が何千倍も良さを感じられると思うんです。 * 印象に残った点をいくつかUP。 この舞台、構成の多くが、 フラメンコの振り付けになっているのですが、 所々、バレエの要素も入れてあり、 その組み合わせが、たいへん面白かったです。 柔らかな部分は、バレエ。 情熱的な部分は、フラメンコ。 この舞台の振り付けを考えた、 ラファエル・アギラルさんは、 最初にクラッシックバレエを習得され、 その後フラメンコに移られた経歴を持つ方なんだそうです。 両方の舞台に精通した彼だからこそ、 このアレンジができたんですね。 また、オペラ版「カルメン」ではそこまで描かれていない ホセとカルメンの濃厚な時間が見どころとして 構成されているのが印象的でした。 仕事に戻ろうとするホセをカルメンが誘うシーンは、 観ている方の心臓もバクバクでした そして、嬉しい誤算?は、 ドン・ホセ役のダンサー「フランシスコ・ゲレーロ」さんが 男前すぎたところ(笑) ホセって、私の中では、 頼りなくて気の弱いイメージなんです。 だから、最終的にカルメンに捨てられる。 なのに、この舞台のホセは、本当に見目麗しくて、頼りがいが有って、 我儘カルメンなんて、逆に捨てられちゃうんじゃないだろうかって 思わせる位、力強い感じがしました(笑) * 最後に一つだけ付け加えておくと、このDVDは、 オペラの「カルメン」が、純粋にお好きな方には お勧めしません。 あくまでもこれはダンス(フラメンコ)が主役。 ビゼーが作曲した音楽で繋いでいく舞台ではありませんので ご注意を。 * 来年2月にフラメンコの舞台を観に行くのですが、 このDVDを観て、 ますます楽しみになってしまいました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/10/25 12:22:21 AM
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