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2010/11/04
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いよいよ明日。

何をしていても気になるので、
とりあえず心を落ち着ける為?に
ブログをUPすることに。


今日のテーマは、
先日行ってきた、奈良国立博物館「第62回 正倉院展」と
奈良県立美術館「花鳥画展」について。


美しいものを思い出して、
気持ちを落ちつけよう作戦です(笑)。




まずは、「第62回 正倉院展」。


以下、展示されていた71点の出展品の中で
心に残った物をご紹介。


<螺鈿紫檀五絃琵琶>

今年の正倉院展の一番目玉品。

これは、びっくりする位、
きれいきらきら

螺鈿といい、意匠といい、
琵琶の存在自体が宝石指輪のような輝きでした。


聖武天皇の遺愛品だったのも
納得です。


昨年の一番目玉品だった「紫檀木画槽琵琶」は
落ち着いた美しさでしたが、

同じ琵琶である今年の「螺鈿紫檀五絃琵琶」は、
艶やかさが売り。


鑑賞客の中には「ごちゃごちゃしているなぁ~」と
言っておられる方もいて、笑ってしまいました(笑)



琵琶展示コーナー付近には、
この琵琶を目の前で見たい人用の専用レーンが設けられていました。

このレーンに並べば、琵琶のガン見が可能です。

但し、琵琶の目の前に行く為には20~30分並ばなくては
いけません。


私は、行列に並ぶのが面倒くさいので、少し離れた所から
鑑賞させていただきました。
それでも、結構ちゃんと見ることができましたよ。

あまり時間の無い方は、強いて専用レーンに並ばなくても
いいように思います。



<繍線鞋>~刺繍飾りの室内用履物~


随分、崩れてしまっていたけれども、
つま先部分にお花が刺繍されていたのが確認でき、
当時の美しさを簡単に想像することができました。


これは、光明皇后のスリッパとして用いられた可能性が
あるそうですが、
日本人には、ちょっと大きなサイズだなぁ~というのが
正直なところ。


でも、高貴な方は、そんなに動き回らないだろうから
この大きさでも、大丈夫だったんでしょうね。




<銀壺>

かなり、お上品。
光によって微妙に変わる輝きが、何ともいえず美しい。
一目見ただけで、気にってしまいました。

艶やかな先程の琵琶と、この上品な銀壺、
どちらかを選べと言われたら、
私は迷いなく、銀壺を選ぶと思います。




その他、当時の「薬」も数点展示されていて
興味深かったです。

鎮静、鎮痛などに用いられた
ナウマン象の下あごの葉や、
いまだ毒性を保っていると考えれる冶葛。


こんな展示が見られるのも、正倉院展ならではですね。




      *




続いて、奈良県立美術館で開催されている、
花鳥画展」。



私が美術館に着いた時、ちょうど、展覧会企画として
「韓国伝統音楽 カヤグムの調べ」を演奏されていました。

途中からしか聞けませんでしたが、
これは良かった。


上手く言えないんだけれど、
韓国の方の「魂の響き」を聴かせて頂いたって感じが
しました。


カヤグムという日本の琴に似た楽器(優しくて懐かしい音色)と
チャングという太鼓(深くて温かい音色)、
そして太くて広い歌。


何を歌っておられるか、言葉は分からないのですが、
「心」を伝えようとされているんだってことは、
凄く伝わってきました。


韓国伝統音楽、
もう一回じっくり聞いてみたいですね。



展示作品たちより、これを見れて・聞けて
良かったって感じがしました(笑)


出演者の方が来ておられたチマチョゴリも
きれいでしたね~。

私も着てみたい。



さて、展示品ですが、最初のコーナーの工芸品は、
正倉院展に呼応した内容になっていて
見所が結構ありました。


2部以降の作品で良かったのは、
やっぱり若冲の作品ですね。


「糸瓜群虫図」は、長い間見ていても
見飽きない位、色々な物がさりげなく書き込まれていました。





      *





と、美術展の感想はここまで。


こうやってブログを書いている間に、
いよいよ、発表(官報発表8:30)まで
後6時間となりました。



絶望的に調子悪いけど、
何とか潰れずに生きてくれている私のPC(参考:10/23ブログ)で、
明朝の発表を確認したいと思います。



ダメな可能性の方が高いから、
今から、その時の心の準備をしっかりしておかなきゃ。



どんな結果であれ、こちらでご報告いたしますネ。





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Last updated  2010/11/05 02:24:28 AM
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