エミリー・ウングワレー展
今日も、感動したことがいっぱいあった一日でした記録しておきたい(UPしておきたい)ことが満載で何から書くかなぁ~と悩んでしまいます。 *でも、まずは、大阪・中之島 国立国際美術館で開催されている「エミリー・ウングワレー展」について書きますね~ *あ~・・・!この方の絵、私には、ヤバ過ぎでしたっか・・・感動・・・いや、衝撃とも言うか?! *オーストラリア先住民・アボリジニが生んだ天才画家エミリー・ウングワレー(1910頃~1996)彼女の作品は、西洋美術とは全く無縁な環境で描かれたにも関わらず、西欧近代美術が展開した末にたどり着いた「抽象表現主義」に比するような芸術世界を展開しています。(展覧会紹介文より)って紹介されていたけど、私は、西欧の「抽象画」よりも、はるかに大きな感動を、彼女の作品から貰ってしまいました。やばいわ。 *彼女の絵のほとんどは、点・線・色彩のみで表現されています。その単純な模様の組み合わせから、「自然の恵みへの感謝」・「生への喜び」・「あるがまま」「囚われの無さ」・「おおらかさ」という強烈なオーラが放たれていましたまた、絵から彼女の声が聴こえる様でした。「絵のテクニック?なにそれ?私は描きたい様に描くわよ、それが私の絵、私自身、私の人生」どこまでも・どこまでも、大地・大地・大地・・・自然・自然・自然・・・あまりの解放感・色彩美に、今の自分自身の、ビルに囲まれた閉塞的な生活を全て捨て去りたい衝動に駆られてしまいました。エミリーのように、広い広い大地の元、自然に感謝し、自然の色の美しさに感動しながら生きていきたい・・・放浪癖のある私にとって、この展覧会は、かなりやばかったです・・・ *展示方法も変わっていました。最晩年の作品から始まり、最後の作品が、彼女の最初期の作品という、時を遡るという珍しいスタイルでした。 *午後からの料理教室(今日は中華)が無かったら私は、何時間も居座っていたかもしれません。あまりにも感動したので、会期中、もう一度、鑑賞しに行ってみようと思います。 *エミリー・ウングワレー展 ~4/13まで国立国際美術館 HP追:土曜日の朝なのに、美術館はガラガラでしたゆっくり鑑賞できたのは良かったのですが、ちょっと寂しかったなぁ~追2:絵からは“母性”も感じました。