戦場のアリア
メリ~クリスマス♪昨日の「クレイジー・フォー・ユー」の興奮が、いまだ冷めていないのに今日は、朝から「戦場のアリア」という映画を見に行ってきました~「戦場のアリア」第一次世界大戦時、英軍・仏軍・独軍が向かい合う、とある戦闘地が舞台。そこで繰り広げられる、クリスマスイブ一夜限りの休戦と交流が、美しい調べと共に描かれています。秀作の反戦映画。突っ込みどころはたくさんありましたが・・・しかし。。。泣いてしまいました・・・エンドロールが終わるまで立ち上がることが、できませんでした。。。この映画を見て思ったこと。「戦争の大儀」って何?そんな物、必要?そんな物を無理に作ろうとするから、人と人を殺し合う、地獄を味わなくてはいけなくなるんだよ。英軍・仏軍・独軍の各中尉が、クリスマスの休戦中に、「こんな場所でなければ、良いお友達になれましたね。戦争が終われば、お茶を飲みに来て下さい。」というようなことを話すシーンがありました。理想論なのかもしれないけど、難しいことはわからないけど・・・自国の利益だけでなく、この様にお互いが相手を理解しようと努力すれば、悲惨なこと(戦争)を、もっと防ぐことできるんじゃないの?映画最後の辺りで、仏軍の中尉が、軍上層部の父親に向って「敵国ドイツ軍を壊滅せよ、と叫ぶ祖国(フランス)よりも、ここで向かい合って戦っているドイツ人の方がずっと人間性があるっ!!!」というようなことを叫んだシーンがありました。すごく心に重く響きました。また、映画冒頭で、各仏・英・独国の子供が、敵国を罵倒し、戦争を肯定するようなセリフを言うシーンがあり、 見ていて、本当に辛かったです子供にそんなこと言わせたらダメだよね・・・自分に子供ができたら、あの様なセリフを言わないで済む世の中を渡してやりたいと痛切に感じました。世界中から戦争がなくなります様に・・・世界中の皆が、静かな聖夜を過ごすことができます様に・・・キリスト教信者ではありませんが、この映画を見て、心から祈りたくなりました