エリザベス:ゴールデン・エイジ
連日、映画ネタでごめんなさい。今日は、仕事の後、昨年からすっごく楽しみにしていた映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」を観に行ってきました。う~ん!!!これはすごいっ!!!久々に、お金を出して、お釣りがめっちゃ返ってきたと思った映画でした~ *私は国内外問わず、歴史作品が本当に大好きですその中でも特に、主役が女性の物に、目が有りません。これらの作品に関しては、映画に限らず、本・舞台などにもつい、飛びついてしまいます。この映画の前作の「エリザベス」(1998年)も3回位(映画館・TV・DVD)観たと思います。 *いやぁ~エリザベス1世を演じた、ケイト・ブランシェットは前作にも増して、すばらしかったです。この人の前世は、本当に女王様だったんじゃないかと錯覚してしまうくらいケイトの演技は、どの映画を観ても、すごいなぁと感嘆してしまいますが、エリザベスは、別格イギリス女王としての面:冷徹・明敏・矜持・孤高・優雅一人の女性としての面:純粋・情愛・孤独・不安・好奇心これらの微妙で複雑な心の揺れを実に上手く演じきっていました。さすがやわぁ~【ここからネタバレ有り】映画の中で、特に印象的だったのが、一番最後のシーンで、侍女が産んだ赤ちゃんを抱かせてもらった時の女王の表情です。自らの意思で選んだとは言え、女性としての幸せを得ることができなかった、一瞬の“寂しさ”の表情を、私は見逃しませんでしたよ~(笑)でも、その後すぐに、イギリス国民の母としての慈愛の表情に変わり、そして最後は、女王としてのプライド・自信をみなぎらせた表情で、映画が終わりました。 *また、この映画は、「敵は、外にも中にも、そして私の心にも」というコピーがぴったりのストーリーだとも思いました。まさに敵だらけっ女王業(笑)って本当にたいへんなんだなぁ~って思いました。でも、ここまで自分をしっかりと律したTOPが統治したからイギリスは、ゴールデン・エイジ(黄金の時代)を迎えることができたんですね。 *音楽も良かったし、歴史のおさらいにもなるし、女性の生き方を考えることができるし、人の繊細で揺れる想いを感じる訓練にもなるし、DVDになったら、私、絶対にまた観るな、これ詳しくは↓エリザベス:ゴールデン・エイジ 公式HP