新井満著「千の風になって」
先日、私の会社の社長が“読みなさい”と一冊の本を貸して下さいました。それは、新井満さん著「千の風になって」という本でした。私は、社長には、秋川雅史さんが歌う「千の風になって」を聴き、すごく感動したことを、全くお話していません。それにも関わらず、唐突にこの本を貸して下さったことに、すごく驚いてしまったのですが(何故、知っているっ?!)きっと、社長ご自身も、すごく感動されて、それを私に教えてくださっているんだなぁと思いました* * * * * * * * * * * * * * *この本の前半部分は、「千の風になって」の歌詞に合わせた、風景写真集?になっています。この写真達が、歌詞にものすごく合っていて、とてもキレイなんです見ているだけで、心が洗われ、癒されます。肩の力が取れていきます最後には、自然の美しさに、手を合わせたくなってしまいましたそして、後半部分は、悲しみの中でずっと読みつがれてきた、作者不明の一篇の詩“a thousand winds”を、新井満さんが、日本語訳詞し、曲を付け、「千の風になって」という歌にするまでの道のり・過程が書かれていました。* * * * * * * * * * * * * * *昨年、私は、直の上司を癌で亡くしています直の上司が亡くなるということは、社会人になってから初めてでしたので、直後は、ものすごくショックでした。会社に行っても、暫く、涙が止まりませんでした。この本を読みながら、その時のことを思い返しました。私の仕事が、これまでにも増して、今、ものすごく順調なのは、きっと、この上司が、風になり、どこかで守ってくれているのかなぁって、思いました。そろそろ一周忌です。感謝の想いを込めて、空に向って手を合わせたいと思います。ありがとう、と。