萩の調（しらべ）

第一印象は分かりずらい映画だったという印象です

結局恋愛がテーマなのかなぁと思いました

以下私の感想などです

主人公の夢の中の世界が時々出てくるのですが、現実の世界との切り替えがわかりずらいところがあって混乱する

色々なエピソードが出てくるのですがそれが中途半端なまま次のストリーに展開していく感じなので少し消化不良な感じがしました

例えば特高に主人公が追われる場面があったのですが、何でそうなるのかという部分が少し説明不足、また、その後、何事もなかったかのように話が展開していくのに違和感を感じました

主人公はゼロ戦の設計者の方なので最後はゼロ戦を完成させて終わりかなと思ったらそうではなかったというのがちょっと意外でした

主人公を堀越二郎にした意味はいったい何だったんだろう？よくわからなかったです

奥さんが最後は亡くってしまったのかその辺が夢の中の世界で語られているのでうまいち分かりずらい・・・

映像はきれいでした、また、細かく描かれている部分は凄くよくできていると思いました

一方で、結構絵が荒い感じに処理されている部分もあったという印象

列車に乗ってタバコを吸っている人の煙が列車の進行方向に流れているシーンがあり、おやっと思った

主人公が関東大震災にあった時に後で奥さんになる少女を助けたのですが、その時名前も名乗らず立ち去ったのになぜか当たり前のように奥さんが主人公を探し当てるという謎（笑）に始まって？ということが結構ありました

私の隣に座っていた年配の女性の方が最後の方で鳴いていました、まあちょっと子供向きの映画ではなかったですね