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テーマ:シーズー大スキ♪(1817)
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ココちゃんの里親になって早4年。
そうだったな、4年前の3月に我が家にやってきた。 すでに病気を抱えていて、すぐ手術。 その後も、ありとあらゆる病が小さな身体の出現し 昨年は乳腺腫瘍の再発、再手術。 幸い良性で胸を撫で下ろしていた。その後はのんびり安定していたが 前足関節付近に再び出来物を発見。 先週、念のため細胞の病理検査に出し、一昨日結果が出た。 主治医からのお話・・・ それは、とてもとても厳しく深刻な病状だった。 「組織球性肉腫」 組織球性肉腫(悪性組織球症とは) 組織球性肉腫はバーニーズ・マウンテン・ドック、ゴールデン・レトリバー、フラット・コーテッド・レトリバー、ロットワイラーに発症の多い癌の一種です。 癌の中でも極めて悪性度が高く急速に全身へ転移し、死亡する事が知られています。 今までは有効な治療法はないとされていましたが、 2003 年のアメリカの癌学会で効果のある抗がん剤が報告されました。 その後、日本でも抗がん治療が積極的に行われるようになり、約 50 %の犬で抗がん剤の効果が見られる事がわかってきています。 また、以前は診断後、数日~ 6 ヶ月でほぼ全ての犬が亡くなってしまうといわれていましたが、近年では早期発見例で抗がん剤が効けば延命が可能な例も報告されています。 高率で転移する悪性腫瘍。しかも非常に速いスピードで全身に転移すると・・・ ここちゃんは、すでに胸へ転移が確認されてしまった。 主治医「ここちゃん、いい報告できなくてゴメンね」 今は、とても元気で信じられない気持ちもあるけれど これが現実。 しっかりしよう。 これから、ここちゃんが出来るだけ苦しまずに過ごせる最善の道に進もう。 ここちゃんと共に。 とても穏やかで優しくて可愛い子。 どれだけ癒されてきたか。 昨日、早速今後の治療について主治医と相談してきた。 手術は大変に難しいし、私達もそれは回避したい。 告知の際に抗がん剤の説明を受けていたけれど 主治医がその後、一生懸命に治療方法を模索してくださっていて 丁寧にじっくり解説していただいた。 そして、ココちゃんは今後 インターフェロン療法、ステロイドの継続、食事療法 この三本柱で、治療を行うことになった。 病気の完治は厳しいけれど、目標は細く長く犬らしい生活を送ること。 決して、ココちゃんが苦痛を感じる闘病はさせないつもり。 まだまだ一緒に暮らしたいけれどね。 可哀想だから。 最終的に、ココちゃんの今後は飼い主の我々が決断する。 ひとまず、昨日から治療が始まった。 チーム「ココちゃん」が進む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.19 09:01:13
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