カテゴリ:カテゴリ未分類
土曜日に会社へ行った帰りのこと
地下鉄は土日ダイヤなので平日のように時間を決めてオフィスを出てもすぐに電車が来るとは限りません 僕は携帯プレーヤーを聞きながら駅の階段を下りて改札を通りました イヤホンを聞いていなければ、電車が近付いたことは音で分かるんだけど、この時はホームまで降りてから50メートルくらい先に電車が止まっているのに気付きました 車掌さんがこっちを見ている 「乗れたらラッキー」位の気持ちで走っていくと、一旦閉まったドアは再び開きドアの前に到達していた中年の女性が乗せてもらった そのあとすぐ車掌さんはドアを閉め、なんと僕の目の前で閉まったのであ~る いつもの僕なら「なんでもう1秒待ってくれへんねん!」と心の中で腹を立てるところです でも、その時若い車掌さんは僕の方を見て、とてもとても、それはそれは申し訳なさそうに会釈したのです その会釈1つで僕の心は晴れました 僕も会釈を返しました 多分この車掌さんは、会社からは定時運行と乗降時の安全確保についてやかましく言われ、またその一方で乗客に対して親切なサービスをせよと二律背反する指示を受けているのだろう 多分、定時運行のためにはこれ以上待てない 心を鬼にしてドアを閉めたのでしょう そして僕にはすまなそうな表情 車掌さん、ありがとう あなたのような誠実な人がいるからこそ、僕らはダイヤを信頼できるし安心して利用することが出来るのです すまなそうな顔をさせてしまって僕の方こそごめんなさい(^^)/~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|