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不思議な夢でした
僕の父は今から24年も前に亡くなっています そのころ僕はお気楽な24歳の独身男でした 夢の中で、僕は父が入った棺桶を前に座っていました (とうとう死んでしまったのか…) 僕のそばにいるのはワイフ 現実では、結婚の数年前に父は他界しているので、父とワイフは会ったことはありません 夢の中では、棺に入った父を見て悲しいという気は全く起こりませんでした 棺桶はふたがきちんと閉まっておらず、あと釘を打つばかりになっていました (さあ、最後の釘を打つか…) 釘とトンカチを持ったが、最後にもう一度父を見ておきたい 僕はもう一度蓋を開けた それで父を見てみると 父は白い装束を着て顔に白い布がかかっていました(現実には棺に入れたら白布をかけたりしませんが…) すると父の顔の布がすーっと、外れたのです まるで父の息で飛ばされたようでした 驚いて父を見ると、なんと目を開けている 「お父さん、お父さん!!」 僕は父の両肩を叩いた 父は静かに目を動かしてこちらを見た 僕は父を抱きかかえて起こした 父は、身体に温みがあった なぜか父は、棺の中なのにメガネをかけていた 「お父さん、お父さん!!生きてんのか?生き返ったの?」 すると父は、僕の方をとても満足そうに見て、確信に満ちた目をして、大きくうなずいた 僕はワイフに叫ぶ 「おい、電話や!救急車呼んでくれ!!」 ワイフは聞く 「なんて言うの?」 「死んだ親父が生き返ったって言ってくれ!!!!」 ------------------ そこで目が覚めました でも、今まで父を目の前にしていた感覚 父の体温 結構きゃしゃだった父の身体 確信と愛情に満ちた笑顔 はっきりと記憶に残っていました まるで、 「お前の人生は順調だ、心配いらん。いつもお前を応援している」 と往っているようでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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