カテゴリ:☆九死に一笑☆
こないだの土曜日、いつも練習に使わせてもらっている京田辺市の公民館でお祭があり、わがグリストブラスバンドも参加してきました 以前は演奏で参加してたんだけど、一昨年からはなんと「うどん屋さん」の出店として参加 何とかして次回の演奏会の費用の一部を捻出したいという苦肉の策です 店は10時開店ですが、朝の8時半に行くと既に店長のぽっぽ屋ヤンさん、広報のセンちゃん、田辺担当のAさん達がスタンバイ これまでの2回のうどん屋さんでは、単なるお店に徹してきたんだけど、今年はせっかくだから楽団の宣伝もやろうということに… うどん屋の暖簾の下には「なかなか信じてもらえませんが、実は私たち音楽家なんです」というコメント これまでのコンサートの写真やコンクール金賞の賞状のコピーなどをディスプレー そして秘密兵器 ポータブルのDVDプレーヤー 開店すると、「はい、いらっしゃーい!きつね一丁~っ」 次に「お客さん、すぐに出来るのでそれまでこれで僕らの演奏を見て聴いてください」 「え~っ?これあなた達が吹いてるの?」 「もちろんほら、ここに賞状があるように今年もコンクールにも出たんですよ」 「すごーい!いつコンサートあるんですか?」 「次回は来年です、新聞やホムペで案内しますからきっと来てくださいね」 「絶対聴きます」 中には、外国人の方も…少し離れたところから 「オイシイ?」 「イエース!!カム アンド イート プリーーーズ!!!」 やって来たのはイギリスから来てこの辺りに住んでいるというご一家 上の写真を見て 「うっわーっ、ホントにスコットランドですね、スカートはいてる。懐かしいなあ、いつだったんですか?」 「7月12日です」 「残念だなあ、その日はアメリカにいました。次はいつ来るんですか」 「スコットランド選抜が来日することが今後あるかは分かりませんが、グリスト単独のコンサートは来年やります」 「今度はどんなコンサートなんですか?」 (イギリス人の男性はなかなか鋭い質問をします) 「クラシックからポップスまでカバーして、大人から子供まで楽しんでいただけるような演奏会をします。絶対に来てくださいね」 「オブ・コース!!」 ってな具合で、ご家族4人うどんを食べて 「オイシカッタデス」 って言ってくれました(日本語が通じてよかった~) 用意した材料はあっという間に売れ、昼過ぎには完売閉店になりました 演奏も大変重要ですが、こんな風に演奏以外で団員が心を合わせ一つのことをやり遂げたと言うことはとてもうれしいことでした 店長ヤンさん、田辺担当Aさん、センちゃん、ぽんさん、ヒロコちゃん、アベルくん、どんがばちょさん、本当にお疲れさま&ありがとう 【追伸】 「きつねうどんですね!はい!おおきに300円いただきます。出来るまでここにかけて、このDVD見てください。これ僕らの演奏の様子です!!」 ここまでは良かった しかし…お客さんの反応は… (ここで、演奏してるのがあんたらの訳ないやんもうええ加減なこと言うて) ってな顔をしている 「ほんま、ほんまに僕らですって!」 …(疑惑の眼差し) (画面を指差して)「ほら、これ!これ僕です 「…」(全く信用していない) 僕は、うどん屋の自分は頭に手拭いを巻いていることに気付いた 僕は頭の手拭いをむしり取り、額を指差して 「ほら、僕でしょ…」 するとお客さん… 「ん~ん、ほんまや~」 って、いきなり納得 そしてそんなお客さんは1人ではなく 4~5人に対して手拭いを取って納得をさせた次第 以前から「遠山の金さん」を見ながら 「なんで顔見て分からんもんが、入れ墨見て分かるねん、あほちゃうか」 ってツッコミを入れてた僕だが、今は 「顔見て分からんでも、入れ墨見て分かることって…あるわなあ。分かる分かる」 ってな感じになりました でも、ホントに楽しかったな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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