カテゴリ:パパのブラス的日常
怒濤の一週間でした
前の職場で1年に一度あるかというアクシデントが、毎日起こりました 4月になってからの半月で、全所属の2ヶ月分の時間外勤務をしています それ位しないと回りません そんな中、悲しいニュースが届いた週でした 僕がグリストに入って初めての定演に一緒に載ったパーカッションのO君 彼は数日前、わずか34歳という若さで急逝された 本当に音楽と子供好きな人だった 「狩人」の弟のような顔で、いつもおどけて笑わせてくれた 眠っていると思ったご家族が起こしに行ったときは既に亡くなっていたとのことだった あの定演で演奏した「オリエント急行」は僕を完全にブラス漬けにした あの定演の録音がその後僕をどれ程勇気づけてくれたことか… その録音の力強くまた繊細なパーカッションの彼は、若くして旅立ってしまった 定演の後、彼は楽団を離れたが、去年宇治田原で吹いたときは主催者のスタッフとしてカメラを構えていて、親しく話をしたことを思い出す 本当にありがとう 君の、その明るさがあって、僕はこの楽団の仲間になることができたのだと思っています ============== そな彼と一緒に演奏した「オリエント急行」 奇しくも、5月10日の京都駅ビルの演奏会で、久しぶりに吹きます 指揮の福ちゃんは、彼の追悼としてしっかり演奏すると言ってます ニャンさんも、演奏が駅ビルの大階段を駆け上って彼に届くようにと言っていました 本当にそのとおりです 今回のオリ急は、僕はソロテナー(前回は1st)として演奏します 彼は、きっと「パパさん、相変わらず下手くそやなあ」と笑ってくれるだろうか、それとも「パパさん、伸びたなあ」と誉めてくれるだろうか? 彼に対する感謝の思いを込めて最高の演奏をしたいと思っています =========================== 今日の練習には、これまでから何度もお世話になっている方が指導に来てくれました 彼は、テナー奏者なので、ちょっぴり緊張しました 彼は言いました 「もっと(大きな音で)吹いていいですよ」 自分としては十分大きな音で吹いているつもりだったが、「つもり」と現実は違うのだと感じました 5月10日の駅ビル 7月4日の定演に向けて、亡くなった彼の分までしっかり演奏していきたいと心から感じました さあ、あと10分もしたら週の始まり 皆さんにとってどうか実り多い一週間になりますことを… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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