カテゴリ:☆九死に一笑☆
【昨晩病院診察待ち廊下で書いた日記】 超格好悪い話ですが… 肉離れを起こしてしまいました 会社で、かがんで仕事をしていて、遠く離れた席に電話がかかったというので、ダッシュしようとした途端、右足のふくらはぎが「パキン!」という感触 ああ、やっちゃった(T_T) ってことで、残業は打ち切り赤十字病院に来ています こないだのブログで、この非常時には医療機関などに迷惑をかけてはいけないと書いたのに、当の本人が、それも救援救命に最も活躍し、人手薄になっているであろうこの病院の救急外来に来ることになろうとは…トホホ 病院のみなさん、本当に申し訳ありません 今日の一句 「不自由を舐めて自由の味を知る」 片足、それもただの肉離れ程度で、歩くもの不自由でズキズキ痛い 今まで、この足はずいぶん頑張ってくれていたんだなあ その足に僕はただの一度でも感謝したことがあっただろうか? 足に限らず、この世で使わせてもらっているこの身体に感謝したことは、恥ずかしながらほとんどありません 健康で五体満足なことが当たり前 そのうえ、あれが欲しいこれが欲しいと、欲にまみれ、他人の持っているものを羨み、得たもの得た金は放すもんかとしがみついている、この小さな自分 家族がいるのは当たり前 その上、あれが気に入らぬ、これが気に入らぬと、いつも上から目線で家族を見下している、この小さな自分 このような愚かな自分に気づかせてもらうために、小さなアクシデントが起こったのでしょう なあに、まだまだ動ける 被災地のことを第一に考えよう、自分のことは二の次にしようと決めたではないか! 被災地の皆さん こんな小さな怪我で、病院に来てしまってごめんなさい 大きな怪我を負い、発見されるまでに息絶えてしまった方、ごめんなさい 廊下の長イスで、診察までにまだまだかかりそうです でも、僕は必ず診てもらえるのです もったいなく、申し訳ない思いで一杯です 夜を迎え、被災地は一段と冷え込んだことでしょう どうか、身体を大事にされ、一日も早い復興を祈ります --------------------------- 【一夜明けて、今日の日記】 病院では、ギプスを着けてもらい、松葉杖をお借りして帰りました 松葉杖なんて使ったことがないので、めちゃめちゃ歩きにくい 「不自由を 舐めて 自由の味を知る」 松葉杖を使ってみて、この社会は健常者のためにしか出来ていないとつくづく感じました 歩道は、車道側に傾斜していおり、松葉杖を使って歩こうとすれば真っ直ぐ進めません 地下鉄に乗って帰りたかったけど、エレベーターのある入り口は、車の通行量の非常に多い、大きな通りを横断しなければなりません 仕方なく、タクシーに乗りました 「京都駅お願いします」 「どっちにつけますか?」 「足が痛いので、中央改札につながるエスカレーターの近くに止めてください」 止めてくれたのは、反対側(T_T) 文句を言おうかと思ったけど、反転させて回るとあと5分位かかるだろう 反対側に渡りたいけど、そこに横断歩道がない 100メートルくらい遠回りしてようやくエスカレーター これなら初めから歩いて地下鉄に乗った方が歩く距離は短かったわ 対応が良かったのは、自宅近くの駅 身障者専用の出入り口に近づくと、インターホンも押していないのに自動ドアがサーッと開き、二階の階段を使わなくても外に出られました 駅まで妻に迎えに来てもらいました 自宅に帰ったのは10時半 ずいぶん遅くなりました でも、帰る家があります、家族もいます、食べるものもあります そんな恵まれた自分が、貴重な医療機関にかかってしまい、本当に申し訳ありませんでした。 この3連休は、自宅で静かに謹慎していますm(_ _)m 2日以上続けて休むのは、お正月以来です 今日は、昨日までと違い、温かな日差しが指しています どうか、被災地にも温かな春がやってきますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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