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地震以来実に200時間以上倒壊した家屋に閉じ込められていた少年とお祖母さんが救出された
わずかな空間、冷蔵庫のわずかな食べ物、10日目にしてようやく外に抜け出る事ができた事など、偶然の重なりが、奇跡となった 新聞によれば、救出時に警察官が「将来何になりたい?」と声をかけると「芸術家」と答えたという 命からがらの救出時に、将来の夢などあったものじゃないというかも知れないが、この質問で少年は「自分は助かったんだ、将来があるんだ」という気持ちを強くした事は想像に難くない また、父親の「自分達だけが助かって、申し訳ない気持ちで一杯」とのコメントも、幸運を手放しで喜べない被災地の窮状を現している どうか、少年は芸術家になって、彼にしか出来ない方法で傷ついた人びとを癒す人間になっていただきたいと思う また、原発の放水作業にあたった消防官に奥さんは「日本の救世主になって」とメールしたという 誰しも自分の夫には危ない仕事などして欲しくない 仕事を辞めてでもここにいて欲しいというのが本心であろう しかし、奥さんはこの仕事は誰かがやらなければならないし、誰にでも出来る任務ではない事も分かっていた 放っておけば、日本中に放射能の危険が及ぶ 「あなた、あなたは私が止めたって辞めるような人ではない。だから、私はあなたと一緒になったんです。どうか、気を付けて行ってらっしゃい。そして、必ず帰って来てくださいね。日本の救世主として必ず帰って来ると約束してください」そう言う思いでメールされたんだろう 彼らは自分の命を賭けて何千万人もの命を救ったのだ 自分さえ良ければという人間の多い中、このような人がおられる事に、同じ日本人として誇りに感じる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月22日 07時35分03秒
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