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2005.03.01
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カテゴリ:あれこれ日記
郵便局に置いてあった、「貯金の話題」という名前の、




ペラペラの、B4サイズの紙を半分に折っただけの、冊子。





表紙に、ポール牧さんの写真が載っていて、




インタビュー記事が掲載されてたんだけど、




大文字で、「喜劇というのは、やさしさが原点。



打ちひしがれた人たちに、笑いを贈るもの」って書いてある。




^^@




ポール牧さんと言えば、




お坊さんを目指しておられたことがある、とかっていう話を




聞いたことがあったけど、




インタビューでは、そのことにも触れていました。






何でも、ポール牧さんは、お寺の修行でひどい目に遭ったみたい・・・。



(TT)




お父さんが、お寺の住職さんということで、




ポールさんは、他のお寺に修行に行ったんだそうです。




しかーし!!




なんと、その修行先で、イジメに遭ったんだって・・・。





これがまた、ひどい話なの・・・(TT)




修行中、ポールさんは、夜になると、引きずり出されて、




柔道の有段者に、無抵抗で投げられたり、




数人がかりで、座禅に使う棒が6本折れるくらいまで、



めった打ちにされたり・・・。



!!!




こんなの、修行じゃーないよ・・・。(TT)




ひどいよね・・・。



で、



そんなとき、ポールさんが図書館で出会った本に、




こんな言葉が書いてあったんだって。




「工場から、油にまみれて、家路を急ぐ人たち。



親兄弟、子どもに先立たれた人たち。



災害で、家を失った人たち・・・。



そういう人たちに、たとえひとときでも、



やすらぎと、微笑みを与えられる者を、喜劇役者と言う」





って・・・・。





^^@




で、ポールさんは、お坊さんになるのは諦めて、




一途に、やすらぎを与える喜劇を追い求めてきたって・・・。





^^Q




喜劇役者として、「人に生きる喜びを広めたい」



って、思ったんだそうです。




で、



ポールさんには、お笑いに対する持論があって、




それは、




「下品だったり、弱いものを笑いものにしたり、人マネをしてはならない」



というもの。




「今のお笑いは、それが守られていませんね・・・」と、



ポールさんは、チクリ・・・。


・・・。




そう言えば、今ブームのお笑いって、



人のことを笑ったり、バカにしたり、人の変なくせを真似たり、



そういうのが、主流ですよね。




(TT)



でも、難しいなー。




だって、お笑いって、元々どちらかというと、




自虐的なものが多いし、




例えば漫才だと、ボケ担当の人と、突っ込み担当の人がいて、




突っ込み担当の人は、ボケ担当の人のボケを笑うわけだし・・・。



・・・。




うーーん。



お笑いに関しては、よくわかりません・・・。




でも、人の心を暖かくして、幸せにすることができるお笑いって、




すごいなーって、ポールさんのお話を読んで思いました。



^^Q





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最終更新日  2005.03.14 12:10:32
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