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カテゴリ:映画日記
(復活しました・・・。お騒がせしてごめんなさい)(TT)
^^Q で、突然ですが、昨日の映画のお話ー^^@ 昨日、お待ちかねの、映画「あずみ」がオンエアされました。 でも、 なんだか、評価は真っ二つ!! >< サクちゃんは、レンタルビデオで見たんだけど、 (こっから先は、ネタばれあります。まだ見てない人は、ご注意ーーーっ)^^ 最初の仲間同士の殺し合いの場面・・・は、 理解不能& イヤーな思いがしました・・・。 っていうか、 何でこんなことになっちゃうんだろうって、 かなり、驚いた・・・。 何で殺しあうの?? って・・・。 (TT) でも、刺客(しかく=殺し屋)として育てられて、 その計画を成功させる為には、本当に強い者だけを選んで、 連れて行く必要があるわけで・・・。 (TT) という設定みたい・・・。 でも、現実として考えたら、 連れて行く兵は、やっぱり多い方がいいわけで、(←とーぜんだけど) それを減らしていくのは、やっぱ変・・・。(笑) ^^@ それも、 強いあずみと、(多分)その次に強い、(小栗旬くん)とが、なぜ闘うか。 (訂正版の前は、間違って、瑛太くんと書いてしまってました。ごめんなさい・・・) ・・・・。 って、 小栗旬くんの役は、そんなに強くないんだっけ?(笑) 漫画読んだ人、教えてください・・・。 ^^@ ま、映画としては、冒頭に、あーゆーシーンを持ってくることで、 観客の心を掴むことには、成功してるって思ったけど・・・。 ・・・。 で、 実は、サクちゃんは、血の出る映画や、ホラーは、大っ嫌い! っていうか、 あまり見たことが無い・・・。(笑) これも、見ようかどうか、かなり悩んで借りてきたんだけど、 「あずみ2」が公開されるって聞いて、続編が出来るくらいの映画なら、 一度は見ておこうって、思ったのでした。 理由はそれだけ・・・。 ^^@ だから、あの有名な「バトル・ロワイヤル」は、見てない・・・。 学生が、現代の設定で、自由に殺し合うことに、 何の意味も見出せない、そう思ったから・・・。 でも、 この、「あずみ」の時代は、実際にこんな風に、 「人を斬るために訓練された人達」が、 例えば忍者だの刺客だのが、ほんとにいた時代。 (TT) 中東のニュースでよく耳にする、自爆テロ。 車や自分自身に爆弾を積んで、そのまま敵にぶつかっていくアレ。 「あずみ」達のような、刺客なんて、まさにそれ・・・。 (TT) 日本でも、第二次大戦中にあった、特攻隊もそれ・・・。 若い兵士が、片道だけの燃料しか積んでない木製の飛行機で、 敵地に飛んで行かされて、自爆させられる・・・。 そんなことに、何の意味があったんだろう・・・。 人を殺す爆弾として、爆弾の一個として扱われるということ。 そんな人生なんて、あっていいはずがない・・・。 (TT) 人が人を殺す・・・ということに、絶対意味は無い。 と思う。 日本では、死刑という極刑は、まだ行われているけど、 こうした理由で、死刑を廃止した国、または廃止しようとしている国は多い。 日本は、そういった意味では、遅れていると思う。 (死刑廃止論に関しては、賛否両論かなりありそーなので、ここではこの辺でやめときます・・・) で、 この「あずみ」で、子ども達が、何かを学んでくれたらなーと思う。 ・・・。 子ども達への影響については、前にもコメントしたんだけど、 ゲームの世界では、みんな、バンバン人や動物を殺してる。 ハマッてる子だったら、たぶん毎日・・・。 (TT) でも、殺す相手はCGのアニメだから、 その命の重さなんて伝わらないし、 殺して点数を上げることに必死だから、 みんな、一人でも多くのゲームの的(人間や動物)を殺そうと、 まるで、蚊を一匹殺すかのように、コントローラーを動かしてる。 (TT) だから、「人を殺してみたかったから・・・」なんて言い出す未成年の殺人犯が、 現れたりするんじゃないだろうか・・・。 (TT) でも、 「あずみ」を見た子は、たぶん、あずみの気持ちになって、 悲しんで、苦しんで、 やっぱり人を殺すことはよくないって、 そう感じたと思う・・・。私みたいに・・・。 ・・・。 そういう意味で、私は、「あずみ」をいい映画だと思った。 オダジョーのキモさは、キョーレツだったけど・・・(笑) ^^@ 戦国の、殺さなければ殺されるくらいの世の中で、 自分に与えられた使命を、全うしようとした少女の、悲しい物語。 確かに、殺戮場面は、かなり悲惨っていうか、 描写が行き過ぎだったかもしれないけど、 同じようにたくさんの人を殺すシーンを扱った映画、 例えば「座頭市」や、「バトル・ロワイヤル」よか、 ずーーーっと、メッセージ性があったと思う。 ・・・。 上戸彩ちゃん扮するあずみは、 なんで、殺さなければいけないのか、 殺すことに意味は無い・・・と、理解するんだけど、 その空しい、意味の無い殺戮(さつりく)を、繰り返す悲しさが、 子ども達にもわかりやすい流れで、表現されてたと思う。 ・・・。 実は、「座頭市」を見たんだけど、 彼が人を斬る場面の設定には、かなりガッカリした。 (TT) 座頭市は、(よくあるシーンなんだけど)、 賭博場で、サイコロの音を聞いて、イカサマ賭博を見破る。 ^^Q で、 彼はなんと、周りにいたお客さんも、その辺にいた相手側の人間も、 みーーーんな斬ってしまう。 普通、ドラマの時代劇を見ると、悪い人は本当に悪く描かれていて、 例えば、貧しい人達から搾取する役人が、 やはり貧しい家の女の子を手篭め(←意味は調べてね・・・)にした上に、 殺してしまう・・・なんていう、悲惨なシーンが必ず登場したりして、 私達見てる側の心の中の良心が、そういう悪人を許せない気持ちにさせる。 ・・・。 つまり、 心の中に、悪人に対する、怒りみたいなものが生まれて、 で、ヒーローが登場して、バッサリ・・・とか、 お縄になったり(←逮捕されること)するのを見て、 ある意味、スッキリする・・・という図式が成り立つわけ。 ^^@ でも、座頭市の場合、 見ている私達が、悪人たちに対する怒りを、そんなに感じられないときに、 相手をバサバサと斬ってしまうので、 「は?なんで??」という消化不良状態になって、 私達の気持ちは、はっきり言って、置き去りにされてた・・・と思った。 (TT) さすがビートたけしさんの作品だから、 おもしろいジョークのシーンも満載だったけど、 そういう消化不良の部分に消されて、あまり笑えなかったし、 やっぱり時代劇は、悪人を悪人として、もう少し大げさに描かないと・・・。 と思う。 ・・・・。 その点、「あずみ」は、 出演者が、若手俳優さん&アイドルの上戸彩ちゃんで、 (キモい役の)オダジョーなんかも出てきて(笑)、 ちょっと軽めのエンターテイメント、に仕上がってるという印象は、 確かにあるかもしれないけど、 私には、よく出来た映画だと感じられた。 ^^@ ただの、アイドル映画じゃないなーって、そう感じた。 ^^ 「あずみ」に出てくる悪人は、ほんとに悪人で、 何の罪も無い、旅の一座の女の子たちを、犯そうとしたり、 逃げる彼女達を、あっさり、意味も無く殺してしまうような人達で、 そういう人達が、そのままのさばらずに、 あずみ達に淘汰されていく姿を見るのは、 やっぱり「正義は勝つ!」んだって、思わせてくれた。 ・・・。 もちろん、現代社会では、「目には目を・・・」は、法的に許されないし、 例えば、自分の大切な人が殺されたとしても、 残念ながら、その犯人に石を投げることすら許されない・・・。 (TT) でも、「あずみ」の時代は、戦国の時代で、 やっぱり強い者が勝ってた、そんな時代。 ・・・・。 野生の動物の世界の話みたいだけど、そんな野蛮な時代があったわけで、 仕方なく人を殺して、苦しんでいた人達もいたわけで、 それは、無理やり戦地に送られている、現代の兵士さん達の気持ちを理解する、 そのきっかけにも、なるんじゃないかなーって、そう思った。 ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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