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カテゴリ:雑学日記
高齢者に、「認知症」かな?と思われるような、
行動や言動が見られたとき、 家族は、お医者さんに診てもらいに行くんだけど、 多くのお医者さんが取り入れているテストが、 この「長谷川式・簡易知能評価スケール(HDS-R)」という 9つほどの質問テスト。 ^^@ これにきちんと答えられなかったら、 まず第一関門は突破できず、 大きな病院での「CTスキャン(脳のレントゲンみたいなの)」を 撮ることになるわけで・・・。 CTスキャンでも、初期の場合はわからないらしいけど、 これで、脳の(容量の)萎縮が見られたら、 「おばあ様は、認知症だと思われます」みたいなことを 宣言されてしまうのね・・・。 で、この「長谷川式のスケール」では、 1.お年はおいくつですか? 2.今日は、何年の何月何日の何曜日ですか? 3.ここはどこですか? 4.3つの単語を言うので、覚えていてください。 5.100から7を、順番に引いていってもらう 6.3ケタと、4ケタの数字を言い、逆から言ってもらう 7.4番で伝えた単語を、言ってもらう 8.5つの品物を見せ、すぐに隠して何があったか言ってもらう。 9.知っている野菜の名前を、できるだけ言ってもらう。 みたいな質問をされるらしいんだけど、 お仕事から遠ざかっている専業主婦で、 ずっと家にいる高齢者の場合、 何月何日何曜日って、なかなか答えられないと思うし、 8番の質問みたいな、見たものを思い出して言うって、 「神経衰弱ゲーム」みたいなのは、 私でも苦手なので、 私なら、あっという間に「認知症かもです」と、 言われちゃう気がします・・・。 このスケールは、かなり多くのクリニックで 実際に、使われているらしいけど、 何年何月何日何曜日って、やめてほしいな~。w 特に、平成と西暦と、ややこしいし、 えっと、去年が平成29年だっけ?で、2019年? あ、違ったw、2017年? じゃあ、平成27年??あ、違った。w みたいな・・・。 今パッと聞かれて、平成30年(西暦2018年)って、 サッと言える人って、そんなにたくさんいるんだろうか。 てか、オリンピックがあったので、 2018っていう「文字」は、 ちょっと脳裏に、まだ焼き付いてる感じなので、 2018年は、しばらく忘れないかも。 ^^@ あと、最後の「知ってる野菜の名前を、できるだけ」 っていうのもなぁ・・・。 キャベツでしょ~、 トマトでしょ~、 きゅうりでしょ~、 白菜でしょ~、 人参でしょ~、 ピーマンでしょ~、 お葱でしょ~、 じゃがいもでしょ~、 ん??これで、まだ8つか~。 (TT) こうやって、書いてるとわかりやすいけど、 紙も無くて、口頭だけで答えていたら、 同じ野菜とか、簡単に出てきちゃいますよね。 高齢者じゃなくても・・・。 えっと、さっきの、キャベツと、トマトと きゅうりと、白菜と、人参と、ピーマンと、 お葱と、じゃがいも以外に~、 あとふたつかぁ・・・。 レタス? サニーレタス? ブロッコリー? ごぼう?? パプリカ?? カリフラワー?? もし、その高齢者が、お料理をしない人だったら、 レタスとかパプリカとか、カリフラワーとかって、 なかなか出て来ない感じだろうし、 とにかく、私たちでも、同じ野菜の名前、 何度も言っちゃいそう・・・。 これって、難しくない??? ??? 野菜の名前じゃなくて、 食べ物の名前とか、動物の名前とかのほうが、 まだ言いやすいし、 普段の生活で、見聞きするものだから、 そっちのほうが、いいと思うんだけど・・・。 てことで、難しいテストなのでした。 ^^@
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最終更新日
2018.03.05 02:23:17
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