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カテゴリ:テレビ番組日記
近所のおばちゃんが、言ってた。
「去年の紅白、ほ~んと、面白くなかった」と。 そう言えば、去年の紅白って、 なんか、ガチャガチャしてたような、つまり、 若い世代向け・・・な感じで、 確かに、中高年層には、うるさく映ったかもしれない。 それは、わかる。 で、思うのは、日本の歌謡界をずっと引っ張ってきた演歌。 まだまだカラオケでも歌われる曲もあるけど、 例えば、「津軽海峡冬景色」みたいな。 やっぱり、聞く人は減ってる、と言うか、 おばちゃん世代が聴いてたころみたいな、「ヒット曲」が無い。 で、ちょうどオリンピックイヤーにちなみ、 あの三波春夫先生の、「こんにちは~、こんにちは~」の フレーズでおなじみの、オリンピックの歌。 あの頃って、まだ、演歌はフツーに歌われてただろうし、 あの歌を歌う三波春夫さんは、着物を着て、あのモダンな歌を、 明るく歌ってた、ということを考えると、 時代の波に、演歌歌手も変化したりしていたのに、 なぜ今、こんなにAIやITやらの時代になっても、 今の演歌は、昔の「ど演歌」っぽいのだろうか、ってこと。 とっても不思議。 昭和のヒット曲を、一つ一つ見てみると、 今でも歌われる、八代亜紀さんの「舟歌」みたいな、 「ど演歌」もあっただろうけど、 「ムード歌謡」と呼ばれていたタイプの、 五木ひろしさんの「よこはまたそがれ」みたいな、 アップテンポな曲が、一般の人たち(中高年層を中心に)、 好まれていたときがあったはずなのに、 そこから、「演歌の改革」は、全然進んでない・・・。 で、結局、紅白にも選ばれず、若い世代中心の歌番組になって、 「去年の紅白、面白くなかった」と、 中高年層に、そっぽをむかれてしまうのよね。 アメリカで言うところの、「カントリー」が、 それにあたるんだろうけど、 若いアメリカンポップのシンガーでも、 「カントリー調」の歌を歌う人はいて、 あの若い世代に人気の、テイラースウィフト。 https://www.youtube.com/watch?v=WA4iX5D9Z64 この曲、どちらかと言うと、ポップよりカントリー。 彼女の、こっちの曲は、ポップ色が強いけど、 https://www.youtube.com/watch?v=nfWlot6h_JM こっちは、カントリー色がつよい。 https://www.youtube.com/watch?v=Jb2stN7kH28 さすがテイラースウィフト、この曲でアクセス1憶7千万回。 カントリーの特徴として、バンジョーの音が入ってるし、 ギターは、アコースティック。 彼女は、ものすごくチャーミングな人だけど、 カントリー風の歌を歌うことで、一般の視聴者を 味方に付けた。 ^^@ カントリーと言うと、演歌同様、内容はドロドロ系が多く、 「あなたを奪う」だの「あなたは家に帰っていくのね。彼女の元へ」 みたいな、不倫系の歌詞が多い。 テイラーのカントリーは、 今風の歌詞にのせて、カントリーソングをさわやかに、 でもって、かわいく、セクシーに、 とっても軽やかに歌ってる。 今の日本で言うと、「あいみょん」かな。 彼女は、テイラーと違って、 ちょっと暗い感じの印象をかもし出し、 70年代フォークみたいな雰囲気で、 ちょっと途中で息継ぎ入れたりして、 その、普通っぽさが注目されてるっぽい。 ^^@ あいみょんは、若い世代だけでなく、 中高年層にもファンは多いそうな。 歴史は繰り返すって言うけど、 ファッションでも、音楽でも、 ハード系やバンド系が流行ったり、 「ゆず」や「スキマスイッチ」みたいな、 フォークの進化系みたいな曲調の歌声が流行ったりと、 色々、繰り返すのね。 なので、日本の演歌にも、がんばってほしいのです。 「ど演歌」じゃなく、もう少し軽めのポップな演歌や、 軽めのムード歌謡っていうか、 あの、4人組のスーパー銭湯のアイドルみたいな。 あんな曲が、ドラマやCMで使われて、流行ってほしいかな。 ^^@ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.06 00:05:29
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