★映画「パッセンジャー」を見た。(ネタバレちょっとあり)
いや~、CMの広告を見て、絶対に見たい!と思って、封切り日に、行ってきた。w^^@映画サイトでは、「5点満点中3.5評価」で、どうしようかな~と、かなり悩んだけど、宇宙空間の映画なので、テレビ画面よりも、やっぱり映画館で・・・・と思って、見たんだけど・・・。あとで、ちょっとネタバレ付きの感想を書くけど、まず、良かったのは、主演の「ジェニファー・ローレンス」東洋系の小さなひとみがチャーミングな、金髪美女なんだけど、他の人も言ってるように、演技力がハンパない。上手い!!きれい!! スタイルいい!!^^@あと、あの2時間の壮大な映画なのに、メインの出演者が、3名のみ。かなりラストで、もう一人出てくるけど、前半は、一人だけだし、途中から二人と、ビックリするくらい、登場人物が少ない・・・。しかし、VFXを駆使した映像の効果は、すごくて、ビジュアル担当の技師さんたちの名前が、エンドロールに、ビッシリ!!すごかった。映像担当だけで、300人以上いたんじゃないかなぁ・・・。中に、日本名の人がいたので、ちょっと気になった。はっきり覚えてないけど、たしか「YOSUKE MATSUNO」って、書いてあったような。松野洋輔さん??ハリウッドで活躍してるのかな。^^@(ここからは、ネタバレちょっとアリの、感想です)なので、何も知らないで見たい人は、要注意なり。^^@まず、テレビのCMでは、「宇宙空間にたった二人だけ」「目覚めた」という印象を受けたけど、そんなロマンティックな環境ではなく、120年の、宇宙空間での(冬眠状態での)旅行中、彼らが眠っていたカプセルが故障して、たった30年後に、一人だけ目覚めてしまう。全然ロマンティックじゃない流れ。最初はかっこ良かった彼も、一年が過ぎ、このまま誰とも会わないまま、あと90年をたった一人で過ごすことになると知って、自分勝手に、気に入った女性を「起こす」ことに・・・。あとで、彼女がそれを知って、大喧嘩になるんだけど、「これは、殺人よ」って。だよね。いま、25歳くらいだとしても、あと90年ってことは、到着時には、115歳・・・。生きてない・・・。つまり、残りの人生を、何もない宇宙空間で、過ごすという、過酷な環境に置かれるってこと。できれば、このことを、CMで教えて欲しかった。知っていたら、見に行かなかったから。CMだと、「たった二人だけ、目覚めた」みたいな、そんなロマンティックな環境っぽかったし、映像も、船外に出ようとする彼に対して、英語は、はっきり聞き取れないけど、「you die, I die. (あなたが死ぬときは、私も死ぬときよ)」とかいう、なんか感動的なセリフも、二人の状況を見たあとでは、サラッと流れ、あの、彼女がセクシーなドレスに着替えるシーンも、あっさり終わって、CMほどの感動は無かった。やっぱり、実際に映画を見て、「一人で生きたくないから、もう一人の人生を犠牲にさせても、寂しさを紛らわせたい・・・」っていう、彼の自分勝手な気持ちを知っての、あのドレスからディナーのシーンは、かなり気持ちが「冷め冷め状態」で、(この人、まだ知らないんだよなぁ・・・)と、一緒に行った友達も言ってて、やっぱり、ロマンティックでも、ワクワクでも、なんでも無いシーンに、(自分の中で)なっていて・・・。他のだれかも、どっかの映画サイトで言ってたけど、ストーリーのアイデアは、面白いけど、最初の半分くらいの、「男一人ぽっちの生活シーン」は、長すぎたし、やっぱり、どういう理由があっても、宇宙船の中で、一生を終えるという選択(運命)を、彼女にも、(自分勝手に)背負わせるのは、やっぱりひどい行為なわけで・・・。ロマンチックにはなれない・・・。・・・。また、誰かが、「この映画は女性向き」と言ってたけど、それも、違うと思う。ハリウッド映画にありがちな、「バストやスタイルの誇張」がセクシーな水着シーンや、あのドレスのシーンでも多用されてたし、男性目線で描かれた感じだった。冒頭の、男性一人の(長い)映像も、女性向きというより、男性向き。ラストに繋がる、動力システム(原子力?)の故障を船外に出て修理するという話のあたりも、男性向きだし、女性は、ちょっとガッカリするかも・・・です。ネットで読んだ記事では、「SONYの映画は、3ケ月でDVDになるから、待ちます」って書いてあったけど、こんな壮大な映画は、やっぱり大きなスクリーンで見るべき。^^@あとは、オーロラ役の、ジェニファー・ローレンスの魅力を大画面で堪能してくらはい。^^@