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カテゴリ:旅とキャンプとアウトドア
子供が大きくなるにしたがって、バースディパーティのおよばれ等が増える。これは子供達の間では社交上の大きな問題となるようだ。呼んだの呼ばれないだのでいろいろ葛藤も生れるようで、息子のクラスでは「呼ぶなら2-3人、もしくは全員」という暗黙の決まりがある。
だいたいアメリカの親というのは子供のマネージャー兼運転手みたいなもので、いちいち車で連れていかなければならない。学校、習い事、友だちとのプレイデイト。誕生日のパーティもそのひとつだ。 置いて行く事もできるのだが、2時間くらいのパーティでは行って帰ってを繰返さなければならないので、結局その場で待ってたりすることも多い。ではそのパーティというのはどんなものかと言うと・・・ まずテーマがあったりする。 パーティストアではそのテーマ設定をあおるような様々なグッズが売られている。あらゆるキャラクターもの、ウエスタン、南洋系、南米系、王様関係、汽車関連。テーマにあわせていろいろなものがあり、親はこぞってグッズをそろえる。他にピニャータ(棒でたたいて割ると、キャンディなどがでてくるゲーム)、食事にケーキ、お土産のグディバッグ、果ては大道芸人の類いまで呼んだりするから、けっこうな出費である。場所も自宅に、公園、プレイランドにジムナスティック、スケートリンクなど、ありとあらゆるところで行われるのだ。 だいたい、最初に何かつまむものや飲み物があり、芸人が来たりゲームのようなものがあって、歌を歌ってケーキを食べ、ピニャータをやり、皆が持ってきてくれたプレゼントを開け、お土産を持たせてはい、解散。という流れである。 人数は10人から、多いところで30人くらいか。 ハワイの日系社会では子供のバースデイ(とくに長男の1歳の誕生日)はど派手にやるそうで、友人の子供の時は200人の客が借り切ったホテルの一室に集まったそうだ。けっこうそれが普通だと言う。おそるべし、ハワイ。 子供にとっては楽しいエンターティメントで、呼ばれる子供は心ウキウキ、親はヤレヤレ、といったところか。 先月はうちも息子たちのパーティを公園でやった。ふたりの誕生日が近いので一緒くたにしてしまう。友だちを呼び、簡単な軽食とケーキを用意し、ピニャータだけやって、後はかってにその辺で遊んどき、といたって簡素にしたつもりである。それでも大変な労力と出費であった。 もちろんそんなものはやらなくたっていい。 やらない親もたくさんいるし、代わりにどこかへ連れていってあげると言うのもありだ。 それでもうちの子供達は楽しみにしていたし、これくらいやってあげてもバチはあたらないかな、と。こんなこともあと2ー3年もすれば卒業だろうし。 ということで今日の土曜日は2つのバースディパーティのはしごである。動物園とプールパーティ。本当にアメリカの子供っていうのはスポイルされているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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