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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.05.09
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私の家にはガラクタがたくさんある。
私にとってはガラクタであっても、思い出のつまったものが多い。
捨てられなかったのだ。で、ダンボールに詰めて前の家から持ってきた。子供もいない晴天の本日。それらをきれいさっぱり処分する事に。
アメリカ・季節の風物詩・ガレージセール、決行。

まず最初に何をするかと申しますと、値段を決める。
あってないようなものだが、一応決める。
値札はつけておいた方が便利である。箱にどさっと入れて「この箱は50セント」などとしておく方法もある。
おつり、良し。紙袋、良し。ビニール袋、良し。

8時、開店。

通常はドライブウエイや庭に商品を陳列しておく。
そして、近所の主要な交差点、曲り角などに矢印入りのサインを貼る。
これは週末ガレージセール襲撃部隊の面々をうまく誘導するためのものである。この人たちは相当気合いが入っているので、貼っているそばから、「どこだ?何を売っているのか?」などと聞いてくるやからもいる。サインを貼っている間に店番は必要だから、最低二人の人員は必要だ。

近所を一周して戻ってくると、店はすでに大にぎわい。
開店と同時にやってきた中国人のおじいちゃんが、「あんたもう朝ご飯は食べたのかい?」といってお菓子をくれる。もちろん全然知らない人だ。「毒入り」の文字が頭を一瞬よぎるが、口に放り込む。うまい。

ガレージセール突撃部隊は、朝の2時間が勝負、ということを熟知しているので、値切る、値切る。言い値で買っていく人は少ない。こちらも負けてはいられない。「8ドル。」「5ドル?」「だめ、7ドル。」「5ドル?」「7!」で、あきらめて買う人と、「じゃあいらないよーだ」という顔をして帰る人。

中には法外な値切りをするやつもいる。
10ドルの品物を持ってきて「10セントなら買ってやる」「エクスキューズミー?」「10セント!」といって、10セント玉を置いていこうとする。「ちょっと待った!そんな値段じゃ売れないよ」というと、私にはこれが必要だ、子供も欲しがっている、だから10セントで買うなどとたわけた事を言っている。そういう輩にはビタ一文まけてやらない。

気をつけなければならないのは、プロのぬすっと達だ。
幸い私は大きな被害にあった事はないが、けっこう多いらしい。
今回わたしは、子供達がファーストフードのセットについてくるガラクタおもちゃをまとめてダンボールにいれ、庭に出した。
そして「Free Toys for ONLY Kids. Take One」と書き、親と一緒に来る子供達に少しずつあげようと思っていたら、開店して5分もしないうちに箱ごと持って行かれてしまったのだ。
捨てるものとはいえ、腹がたつ。

「ハアイ」とニコニコしてやってきたおじさん。ぐるりとセール品を見渡し、「あれえ?ギターはないのかい?」「ありませんよ。」「ないのかあ、残念だなあ。ギターは子供たちにいいんだぞ。売る気はないのかい?」だーかーらー、ないものはないんだってば。

ある激やせお姉さん、10セントのプラスティックの皿を手に取り、ためつすがめつ、日にすかしてみたり、なでてみたり。「これはいくら?」「10セントって書いてあるけど」というと、また同じようにじーっと見つめつつ、検査をくりかえす。最後にすわった目で「じゃあ、これ。」10分はいたような気がする。ちょっとこわかった。

サルサにのってやってきたメキシコ風おやじ。
陽気な顔で、「よし、この椅子はぜんぶもらっていこう。ぜんぶで3ドルだ。」というような事を、スペイン語でいっている。「ダーメ」といったら、何やらスペイン語でダダダダダーとまくしたてる。
もう一度「ダーメ」と言ったら、わっはっはと笑いながら帰っていった。いかれてんのか!?

そうして時は過ぎていき、あれだけあった宝の山も、きれいにかたづいていった。残り物はまだまだあったけど、人もすっかりひいたし、お開きにしよう、ということで片付けた。

ドキドキの集計。
なんと私の売り上げは213ドル。
うちにあるいらないものを、うれしそうに抱えていく人がいる。
値段の交渉も、楽しい交流のひとつだ。(そうではない場合も多いが)
来週は日本人向けガレージセールで、日本語のビデオや本を出す予定。


本日これより、
長男のクラスの父兄と、子供抜きのポットラック交流会。
持っていくもの:いちごとアーモンド入り・ほうれん草のサラダ





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Last updated  2004.09.30 20:41:39
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